Good Luck!に思わず笑顔がこぼれる
Good Luck!
思わずメールの最後に書いてある「Good Luck!」という単語をみて
笑顔がこぼれてしまった。
先日、投稿した英論文が査読プロセスに入ったというメールが深夜に舞い込んできていた。
私より英語もかなりできる先輩がこの雑誌に投稿して3回も受付段階で不採択となり受理すらしてもらえなかったというおそろしい話を聞いていたので私もかなりびびっていた。
もちろん、自分なりには研究内容に自信を持っているし、貴重な資料であると確信している。
だが、それがジャーナル側からみてどうとらえられるかは別問題。
これまで国内誌にしか論文を投稿した経験がないため、正直、あまりアメリカの状況はわかっていない。
あたってくだけろ~ぐらいな気持ちで初めて挑戦してみたところだった。
メールの内容には、論文を受理したこと、投稿内容に問題がないため査読委員長に論文を送り、これから査読プロセスに入るというものだった。
あ~ぁ、論文がちゃんと受理された。
それだけで今日は記念日になっちゃいそう。
さて、次回は査読結果のメールが届くのだろうか。
アメリカ人の研究者が査読してくれる。これだけでも幸せ。なんて光栄なことなのだろうと思う。
彼らが私たちの論文を読み、そしてコメントをくれるのだ。
結果がどうなろうとこれはきっとおおいに勉強になるに違いない。
いつも大学で学生に
「もっと、広い視野で広い世界をみてほしい」
といっているのだから先生の私が挑戦をやめてはいけない。学びの歩みと止めてはいけない。
学生たちにも、
「世界は広いんだ」
「挑戦する機会はあふれているんだ」
「行動すれば動き出す」
そういうことを体感・実感してもらえるように。