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手の力

なぜ、人に触ってもらうと癒されるのだろうか。

この感覚は本当に不思議。

美容院で髪の毛を洗ってもらうとき、
鍼灸院で針をしながら体に触れてもらうとき、
不思議と体がリラックスできる。

ハンドパワー、おそるべし。

鍼灸師という職業は古くから視覚障害のある人の伝統的な職業だ。

今の時代、視覚障害なのだから鍼灸師になるという構図はおかしい。職業の洗濯の自由は障害の有無に関わらずあるべきだから。

私の周りには鍼灸師になりたくて鍼灸師として働いている視覚障碍者もたくさんいる。彼らはすごく格好いい。

手に職とはまさにこのこと。

手で人の体を癒すことができる。これだけ現代人は慢性的に疲れている。だからこそ、人の手でじっくりじわじわ癒してもらう時間はとても貴重。

単純に、誰かに自分の体のことを気遣ってもらえるというのも嬉しい。いつも周りのことを気遣ってばかりいるから、たまにはこういう時間も悪くない。

さて、今週末は今年度最後のオンラインセミナー。思いっきり楽しもう。

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