「代筆しますね~」の自然な一言に感動
楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。
コロナ以降、宅急便のサインレスがすすみ、地味に視覚障害のある私は助かっている。
印鑑をおすにしても、どこにおすのかよくわからないので、
「ここらへんでいいですか?」
とおおよそ右下あたりを指さしてからおしていた。
もちろん、伝票はまったくめないので、おそらく、印鑑印のあるところにはおせていなかったと思う。
最近はそれがなくなったのでだいぶ楽になった。
ところが、郵便局の書き留め、これはフルネームで直筆でといわれていつも困っていた。
漢字でかくのは難しいので、私はいつもカタカナで署名をする。
もちろん、ものすごく紙を目にちかづけて書く。
それをみた郵便局員さんが、最近は、
「代筆しますね~」
といってかわりに名前をかいてくれるようになった!
私はこれまで一度も、
「代筆してもらえますか?」
と尋ねたことはないにも関わらず。
こういうふうに、相手から気づいて、必要なサポートを自然体でしてくれることがとてもうれしい。
心のバリアフリーを本当に実現するためには、
知ること
行動すること
が大事で、でもそれだけではたりなくて、最終段階は自然な形で行動ができることといわれている。
この郵便局員さんはまさにそんなかんじ。
障害が障害じゃなくなる瞬間。
心がほっこりする瞬間。
もっともっと、日本中に、世界中にこのほっこりが広がるといいな~と思う今日この頃。