奈良に住む良さ 通う良さ
奈良に住みたい!
奈良に住みたい!移住します!という方が最近とても増えています。
もちろんそれは素敵なことで、奈良の魅力を満喫するには、住むメリットはすごく大きいと思います。
まず住めば、ささやかな情報が入って来やすい。
先日お友達から聞いたのですけど、今年の東大寺さんでは豆まきが復活するようです。
去年まではコロナでなかった特設ステージが設けられて、豆まきが復活。
年男年女の人は、さらに課金すれば豆が撒けるようで(講社とかに入ってる必要があるとは思うのですけど)なんともうらやましい。
私は去年年女だったので、たった一年の違いで!くやしーーーいのですけど、そういった情報がもたらされやすいのです。
それで今年は興福寺さんの豆まきがないようですね。
今五重塔の修理が行われていて、その関係でないらしいのですけど、そういうことが、ちまなこになってホームページを見つめ続けなくても、どこからか伝わってくるというのは、奈良に住む甲斐があるというものです。
町の自然がすばらしい
奈良の良さは、四季折々だけでなく、一日の中で移り変わる空気の豊かさも味わえるのが醍醐味です。
奈良市内からは若草山、三笠山、生駒山などが見れるのですが、それぞれのお山を包む雲の厚み。夕日のグラデーション具合。水蒸気がたたなずんで美しくお山を縁取る濃淡が日々違う。
毎日お山の様子がちがう。色が違う、雰囲気が違うというのは当たり前のことですけど、その当たり前なことに驚かされます。
夜の行事も見逃せない
奈良は案外夜の行事が多いです。
東大寺 二月堂の修二会
春日大社 若宮おんまつり
薬師寺 花会式
どれも年に数回の貴重な行事ですけど、夜の行事に出席して帰りの時間がきになるのは切ないので、どっぷりと堪能するには家があったらなおよいです。
ネックは仕事
ただ、住むとなるとネックは仕事。
奈良はわりと県民も県外で働いている県なんです。
働く場所だけでいうと、大阪や京都の方が多いと思います。
なので通勤が便利な環境が整っている奈良県だったりします。
東京の方が、お仕事はリモートできて、奈良に住むというのが叶えば一番いいのですけど、なかなかうまくいかない職種もあるでしょうから、仕事については冷静に考えて、働く場所が見つかれば住むのもいいし、なければ無理せず通って楽しめばいいと思います。
奈良は古代の景色が未だに残っていて、近代的な建物も多いけれど、ゆかしいうるわしい風景がふいに目に飛び込んでくる場所です。
心地いい空気を吸って、自然の繊細な美しさに頭を休めて、目に映るものが味わい深い建物ばかりだったら、きっと心の充足度も変わってくると思います。
奈良に住んでも、通いであっても、奈良成分をたっぷり充電する時間を作ってみて下さい。
ほな あとはあんじょう頼みます。