蛇行剣 いよいよ公開!
ニュースです!
奈良市の富雄丸山古墳から出土した剣がいよいよ公開です!
長さ2メートルを超える剣が発見された報道を、ご記憶の方も多いのではないでしょうか?
この古墳からは、盾のような形をした、類例のない鏡も出土しています。
剣と鏡は、古墳時代前期、4世紀後半に造られたとみられる奈良市の富雄丸山古墳で出土しました
剣は全長2メートル37センチ。波打つような形をしてまして「蛇行剣(だこうけん)」と呼ばれています。それまで確認されていた古墳時代の国内最長の剣の長さが1メートル15センチなので、その2倍に及び、東アジアでも例を見ない長さとされています。
世紀の大発見に考古学ファンだけでなく、なら全体が湧き上がりましたが、剣は周りの土ごと取り出して応急の保存処置を行う必要があったため公開されませんでした。
それがいよいよ公開です。
2024年3月30日(土)から、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館にて、4月7日までです。
たった一週間かーい!という気もしますけど、今後の調査研究のために必要なのでしょう。
短い期間ですけど、ぜひこの機会に橿原に行って世紀の大発見をこの目で見てきましょう!
もちろん私も行きます!
奈良でガイドをしています。これからもっとあちこち回っておもしろいガイドを提供します。ご支援どうぞお願いいたします。