
ポケモンマンホールの蓋と一緒に法隆寺へ行こう!(前編)
斑鳩町にポケモンのマンホールの蓋があるよ! というのを聞いたので、行ってみました。
なにか宝探しみたいに、たどっていくと法隆寺につくのかな?と思っていたら、わりとみんな近いところにあって、一瞬で制覇してしまった!
なぜ斑鳩町にポケ蓋が・・・?と思ったけれど、ポケ蓋公式サイトに「設置を希望する自治体さまの窓口はこちら」的なボタンがあったので、自治体が招致してるのかな~と思う(想像です)
しかし、基本的に法隆寺を含めた斑鳩の歴史遺産へはバスか自家用車で行くことが多いので、見逃している人が多い気がします。
なので、せっかくなので、JR法隆寺駅から歩くルートをたどりながら、ポケ蓋にたどり着き、そして法隆寺にお参りして・・・というゴールデンコースをご紹介します。
まずは法隆寺駅。
こちらに降り立ったら、改札の目の前に広がる素晴らしい壁を見ていただきたい。
これです。



これらはすべて、法隆寺の金堂の壁画。
金堂というのは、お寺にとって一番大事な場所「御仏がいらっしゃる空間」のことです。
昔のお寺は、お堂の中を色んな手段で飾っていたんですな。
飾り金具でもってきらきらしたものをぶら下げたり、布でできた飾りをつけたり・・・特に壁は大きな装飾空間になるので、こんな風に素晴らしい御仏の絵で飾ったのです。
それはつまり、仏像がいらっしゃる場所が、特別な場所である!というメッセージでもあるのです。
特にここに描かれている仏様は、法隆寺ができる以前の絵を参考にしたと考えられるので、法隆寺がいかに当時の仏教の歴史を受け継いでいるのかがわかる貴重な資料でもあるのです。
そして、実は法隆寺の金堂は、昭和に入って燃えています。
えっ 法隆寺って世界最古じゃないの?
昭和って最近やん、と思うのですが、実は「内部だけ」焼けたのですよーー
それは実にまじめで悲しいことで、当時、この貴重な「金堂壁画」を後世にきれいに伝えるべく、模写してたのです。
絵だからね。いつか消えるかもでしょ?
それが冬の寒い日のことで、電気ストーブつけながらやってたら、運悪くそこから出火してしまい・・・
焼けてしまったのです。
その時に関係者の悲痛さを思うと、まじで泣けてくるのでこのへんにしておきますが、どんなにか辛いことだったでしょう。
ですので現在の金堂壁画は模写。焼けた中でも一部『宝物殿』にて展示してあるので、見てみてください。
この壁画の写真が、法隆寺駅にて展示してますので、ぜひ改札出てすぐに歩いて行ってしまわず、じっくり見てくださいね。
改札を出て左側へすすみ、階段を降りると、小さなロータリーになっています。(北口)
さあ、ここに最初のポケ蓋です!

ドータクンとバオッキー!!
斑鳩と言えば柿・・・と一緒なのがかわいい♥
さあ、あと4枚あります。
駅前の小さなロータリーを、をつっきるようにして進むと、右手に『若竹』さんなる洋食屋さんがあります。
ごはん食べてないかたはこちらで食べていただいて・・・
ちょうどT地路になっているので、左へ曲がります。
ここをまたまっすぐ進み・・・信号がある交差点を右に曲がると「いかるが不動産」の看板がどーんと見えます。
左手に『クッパの店 一平ちゃん』があるので、ご飯まだの方はここで食べていただいて・・・(世にも珍しいクッパ専門店ですよ)
さらにまっすぐ進みます。
この道が、いわゆる大きな車道なので、特に楽しいものがないのですが、左手を見ていると、なだらかな綠の景色が横たわっています。
高い山でもない・・・なだらかな丘が続くような・・・
これが「矢田山丘陵」です。
奈良は四方を山に囲まれたエリアで、西の山は生駒山といいます。
この向こうに大阪があるのですが、この生駒山と併走するようにのびているのが矢田山丘陵なのです。
この丘陵のおかげで谷ができ、川が流れ、ほかにはない自然を形成しているので、綠の多い奈良を彩る欠かせない場所になっています。
で、この矢田山丘陵が、このあと法隆寺を「ここに作った理由」につながる伏線になっていくのですけど・・・
まあ、それはさておき、左手に矢田山丘陵を眺めながらさらに進んでいくと・・・
右手に『奈良信用金庫』が見えてきます。
そう、この信用金庫を過ぎたあたりに

ガーディとマダツボミだーーー
ということで、2枚目のポケ蓋です。
ここからさらにまっすぐまっすぐ進んでいきます。
途中右手に『田鶴屋』さんという和菓子やさんがあるので、和菓子買っていただいて・・・
さらに進むと右手に『北斗武道具』という武道具屋さん、正面に立体の歩道橋があります。
この歩道橋の真下くらいに

ブビィ&チリーン
歩道橋渡って反対側に

ヒノヤコマ&シキジカ
です!!
ここの道路は本当に交通量が多いので、必ず歩道橋を渡ってくださいね!
さああとは、エンティです!
後半へつづく(*^_^*)
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