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_kei_
1/26は文化財防火デー
ならまちにある『にぎわいの家』で講座でした。
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今回で11回め。
最初に始まったミニ講座から数えるともうけっこう長くやっています。
今回はたまたま1月26日だったので、「文化財」がテーマでした。
1月26日は、文化財防火デーです。
74年前のこの日、法隆寺金堂の内部が焼損する火事があり、あらためて文化財保護を意識する日として制定されました。
日本の文化財行政は、明治時代から始まり…ということをお話して、現在文化財保護が直面している経済的な問題、道具や材料、後継者の不足など、わりと真面目な話になってしまいました。
それでもみなさま熱心に聞いてくださり、あとで「感動しました」などお声かけ頂いて、とっても良かったです(^o^)
国宝・重要文化財というステータスも、文化財保護の観点からつけられたものです。
でも文化庁に予算を与え、仕事をしてもらっているのは私達国民です。
私達が無関心であれば、文化庁に予算は回されなくなるし、それは結果的に自分たちの首をしめることになります。
国が守ることを意思表明しているのが「国宝」ならば、その国を作っている私達「国民」が、文化財を守る主体です。
私達が文化財を守るのだ、ということになります。
じゃあ具体的に何ができるのか……となってくると、それはまず「知ること」ではないかと。
知らないと守れないし、支援もできませんからね。
まず身近にある文化財を知ろう、ということでぜひ近隣に良いものがあれば見に行って下さい。
奈良のお寺や神社の多くはその存在そのものが文化財だったりします。
古来から神仏への信仰とともに育まれてきた宝物は、その精神も含めて守るべきものです。
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