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20歳の君に足りていないこと

今日はある方へインタビューをするために広島まで足を運びました。

ある方とは、同じゼミ生のお父さんなのですが、「二十歳の頃」をテーマに様々なお話を伺うことができました。

二十歳の頃に考えていたこと、後悔していることなどをお聞きしていたのですが、最後に僕たち20歳前後の若者へのメッセージということで、心に残る言葉をいただきました。

20歳の若者にメッセージ

『情報が溢れているからこそ、アナログな考え方を大切にしろ』

僕はこの意味を初めは理解できませんでした。

なぜこのデジタルな時代にアナログな考え方が必要なのかという疑問が思い浮かびました。

今の時代、ネットで検索すれば、たくさんの情報を得ることができます。

現代の若者は、そうすることでより多くの知識を蓄えることは長けています。

しかし、その情報を見ることはあっても、その後聞くということがありません。

先生や先輩、上司から何かを教えてもらったときも、情報は得てやれと言われたことはこなしますが、なぜやるのか、どんな価値があるのかを聞き出そうとする人は少ないです。

なぜやるのかということは自ら聞き出さないと、分からないままということが頻繁にあります。

一方で、教えた方も相手が本当に意図を分かっているのか把握するためには対話をしなければ確認することができません。

僕たちはデジタルを器用に使いこなせるが故に、アナログな考え方は小学校くらいで止まっているのかもしれません。

もちろん、これからの時代、デジタルに頼ることは必要だと思います。

ただ、アナログ的な考えも常に持ち続けなければならないと感じました。

理解できるまで質問をする、聞き続ける。
相手を観察して対話をすることで意志疎通を取る。

当たり前のことなのですが、確かに今の僕たち若い世代に足りていないことだなと強く思いました。

もっとしつこく聞き続け、もう一歩踏み込むことを決意した一日でした。

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