
世界NO.1のプレゼン術
先日、西村さんとともに打ち合わせのために、日本マイクロソフト社を訪れました。
「マイクロソフト伝説マネジャーの 世界NO.1プレゼン術」の著者である澤円さんとお話しさせていただきました。
打ち合わせの冒頭で、「プレゼンとは、スライドを用いてスティーブ・ジョブズのように聴衆の前で話すことだけではなく、こうして今話していることも、飲み会の席で友人と話していることもプレゼンだ。」というプレゼンの基礎の部分の考え方を教えていただきました。
澤さんのお話の中では、何度も「具体的な言語化」というキーワードが出てきました。
例えば、○○のようにかっこ良くなりたい。というのは全く言語化ができていない状態です。
人によってかっこいいという認識が違うからです。
顔がかっこいい、話し方がかっこいい、スポーツしている姿がかっこいい…
さらに具体的にすると、鼻筋が通っていてかっこいい、方言がかっこいい、点を取った時のポーズがかっこいい…
何を持ってかっこいいとするのかによって、簡単にかっこよくなりたいと言っても理想の形は異なります。
プレゼンでも同じように、誰にどのような反応をしてもらいたいのか決めるでプレゼンの質は向上するということです。
いかに自分が分かっていると思い込んでいることを具体的に言語化することが重要なのか教えていただきました。
そして、澤さんのお話を聞いている中で決断したことがあります。
「自らプレゼン勉強会を開こう」
そう思ったのは、ある二つの言葉からでした。
「いくらこのように話をしたり、本を読んだりしても、プレゼンは実践しなければ向上しない」という言葉と「アウトプットする場を無理やりにでも作ればインプットの質も向上する」という言葉でした。
イベントあるあるのように、このお話を聞いただけで成長した気がする状態になってしまいそうな気がしました。
アウトプットする場が自分の周りにはそれほど多くないので、自分で作ってみればいいという考えに至りました。
世界一のプレゼンと呼ばれるような方にお会いできたことをきっかけに、まず行動を起こしてみます。
まだ具体的な日程や内容を決めてはいませんが、10月から学内で少人数で開催したいと思っています。