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4タイプのコミュニティ
今日は現在僕が最も関心を寄せているテーマの一つであるコミュニティについて書いていきます。
あなたはいくつのコミュニティに参加していますか?
そのコミュニティの居心地はどうですか?
僕はコミュニティこそが自分の人生を幸せにしてくれると思っています。
一方で人を不幸にしているものコミュニティです。
人は一人では生きていけません。
つまり、誰かとともに生きていくのです。
誰しも誰かとともに生きていくのですが、人が良くも悪くも感情を強く持つのは深い繋がりのある人と関わっているときです。
深い繋がりとは、時間や依存という物差しではなく、自分の気持ちの中でどれだけ重要視しているかということです。
そして、深い繋がりのことをコミュニティと言うことができるのではないでしょうか?
コミュニティを充実させること、自分にとって価値のあるものにしていくことは、幸せになるために不可欠です。
では、そのコミュニティを充実させるためにはどうすればいいのでしょうか?
今日のミーティング中に西村さんから、コミュニティには4つのタイプがあることを教えていただきました。
1.血縁
2.地縁
3.社縁
4.知縁
一つ目の血縁は、言うまでもなく、血のつながった家族や親戚です。
二つ目の地縁は、その土地に生まれたからこそ出会う人、つまり近所の方や学校で出会う先生やクラスメイトです。
この血縁と地縁に関しては、基本的には自分で選ぶことができません。
体験を共有している一方で、自ら選んだ縁ではないので価値観の相違が大きくなる傾向にあります。
三つ目の社縁は、働くことによって得られる縁です。
会社を選ぶことはできてもその中にいる人、関わる人を選ぶことまではできません。
血縁、地縁ほどではありませんが、運が影響する縁です。
大学も社縁に近いかもしれませんね。
四つ目の知縁は、自らの意志で選ぶことのできるコミュニティです。
このコミュニティは趣味や好きなこと、同じ悩みを抱えている人などの共通点がある場合が多く、価値観の似た人が集まりやすいです。
自ら加入と脱退を選択できるうえに距離感も決めることができるので、居心地の良いコミュニティになることができます。
しかし現状このようなコミュニティはまだまだ広がっていません。
一人一人が幸せを感じるためには、自分で選択することのできるコミュニティ形成が必要だと感じます。
もちろん、コミュニティ内でマウントを取り合うことが目的になってしまったり、入っただけで満足してしまったり、何かを崇拝するためのものになったりする可能性もあります。
そうならないために、多くのコミュニティを持ち一つに依存しない状態を作ることが大切だと思います。
『あなたのサードプレイスはスタバにあるのではなく、あなたの価値観の中にあるのです。』