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[エッセイ06]作品を世に出す
ども、ならなすおです。
最近エッセイが多くなっています。
原因は、何度も言ってますが、大病体験記の筆が進まないからです。
それと、三羽 烏さんの企画の短歌に応募しようと思ってるんですが、
「韻は得意だし、いけるかも」と思ってたら、短歌、とんでもなくムズかった、、、
推敲してたら、元のワードが一つもなくなったり、
叙情と語感のバランスが悪かったり、、、
読者に気持ちいい感じで情報が並ばなかったり、、、
これは、一筋縄ではいかん。
と、いうことで、これも止まってます。
さて、今回は、「作品を世に出す」です。
ここ1週間ほど、Xを頑張っている(やってる人からしたら頑張ってるうちに入らないのかも知れないけど)のですが、情報の洪水に、溺れそうです。
ネット社会になって、我々が入手できる情報、ものすごく増えましたよね。
生成AI登場以後、その流れは加速しています。
また、自身で情報発信するのもカンタンになりました。
そんな現代の「情報」が持つ特徴を、
「個々人のマインドの開閉」
「情報の入出力」
という2種の視点で整理してみました。
↓の表です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721187315273-dA2iBKUKVu.jpg?width=1200)
今のとこ、意味わかんないと思いますので、噛み砕いて説明していきます。
お時間のある方は、お付き合いいただければ幸いです。
それでは、本編、スタートです。
(1)4象限分析
良く、コンサルが「ポジショニングマップ」(「ポジマップ」と略します。)と読んでいる分析手法です。
縦軸(今回は、マインド)と横軸(今回は、情報の入出力)を設定し、調査対象や競合がどこに位置しているのかを図示していって、特徴を見つけていきます。
今回設定した縦軸は、マインド。
その情報を扱いたいと思った人の心が、外向き(Open)か、内向き(Closed)かを示します。
横軸は、情報の入出力。
情報を収集する場合はInput、公開する場合はOutputです。
①OpenMindなInput
外向きな心持ちで、情報を収集しようとする行動です、
Xを読んだり、noteを読んだり、調べものをしたり、といった行動ですね。
昔ながらの「勉強」も、ここに入れています。
「勉強なんて、したくない」ってのは、気持ちが自分の方を向いていない(Closedでない)からですね。
「外の世界から、いろいろ学びたい」という心持ちに変われば、勉強も楽しいのかも知れません。
②ClosedMindなInput
こちらは、内向きな情報収集です。
「心の声を聴く」なんてのは、外向きにアンテナを張ってもどうしようもないですね。
「好きな事を調べる」というのを「調べもの」と分けたのは、情報収集動機がClosedだからです。
自分で面白いと思っていることは、多分調べものもはかどります。
③OpenMindなOutput
ここは、外向き情報の発信ですね。
Xのツイートなんかが一番イメージしやすいかと思います。
noteもこれですね。
エッセイを半分Open、半分Closedにしたのは、外への興味も、自分自身への興味も書けるからです。
コンサルとしての私の書き物については、「補助金申請サポート」は審査委員に読ませるものなので外向けの説得を強く出します。「経営革新報告書」については、クライアントだけに説明することが多いので、自分の意見を多く入れます。
④ClosedMindなOutput
ここは、内向き情報の発信です。
「私小説」がイメージしやすいと思います。
自分の事を、小説にまとめる。
時に、それを公開する。
「中二病ダイアリー」を公開する人は、さすがに少ないですかね。
![](https://assets.st-note.com/img/1721187537635-JsnBwRSarH.jpg?width=1200)
(AIで生成)
(2)Inputの変化
Inputの中で、変わってきてるな、と思われる部分を黄色く塗ってみました。
(調べもの、コンピュータ解析、好きな事を調べる)
昔は、その道に詳しい人間は、本をたくさん読み、大学で高度に学び、留学をし、資格を取り、など「特殊な工程」を経なければ人より多くの知識を得ることはできませんでした。
ですが今は、ネット上に多くの情報が存在し、それに触れることで、かなりのレベルまで知識を蓄えることができます。
さらに、生成AIを使って、「調べる作業を効率化」することも可能になりつつあります。
「好きな事に非常に詳しくなる」という事と、「ネットで普通に調べて知識を得る」という事の差が分かりづらくなっています。
しかし、半面、誤った情報をうのみにする危険性は、格段に増しています。
確からしい誤情報が、世の中に溢れています。
その情報は、本当でしょうか?
その発信者は、実践経験者でしょうか?
Inputする際には、「何の情報か?」より前に、「どんな人が上げた情報か?」を見極める必要がありそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721187601841-eMhm7TrING.jpg?width=1200)
多分疲れてる
(AIで生成)
(3)Outputの変化
Outputの変化で顕著だと思うものは、青で塗ってみました(ツイート、エッセイ、私小説)。
オープンにせよ、クローズドにせよ、公開すること自体は、とても容易になりました。
問題は、「読んでほしくて上げたのに、誰からも読まれない件」です。
そこに、「見てもらうための工夫」が必要、、、、、
そのためのテクノロジーやノウハウが存在、、、、、
それを使ってないと、結局見てもらえないまんま、、、、、
これって、「頑張ってテレビに出れるような有名人になって、意見を世間から聞いてもらえるようになる」というのと、難易度こそ違え、大差ないような気もする、、、、、
さらに、インターネットテクノロジー行使者とノウハウ行使者に権限が偏り過ぎる、という弊害もあるように思います。
素直にエッセイや私小説を綴り、勇気を出してnoteに発信された方の作品が、もっと「潜在的にそれを読みたい人」に届くような、テクノロジーの方向性を期待したいです。
AIって、多分、そういうの、できますよね?
金になんないから、やんないのかな?
![](https://assets.st-note.com/img/1721187708442-IoGBQcje7W.jpg?width=1200)
(AIで生成)
(4)おわりに
私は現代を生きているので、現代という枠組みの中でSNS運用を頑張ります。
その結果、いくばくかの影響力を持ちえたならば、その力はクライアントさんやフレンドさんのために使いたいと思います。
しばらくは、情報の洪水の中で、溺れときます。
海のもくずと消えるかも。
君ともずくを食えるかも。
今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。