[起業体験記13]時給200円から眺める世界
ども、ならなすおです。
今回は、起業体験記です。
なかなか受注、売上が軌道に乗らない時期(今です)。
起業家である私は、何をしているのか、、、
お菓子を食べてます。
ポテチとか、エアリアルとか。
それ以外には、、、
こないだ、2024年6月24日に、起業体験記番外編として、2024年1月~6月の私のnoteのパフォーマンスを自己分析する記事を投稿したんですね。
んで、得た結論。
「もうちょい、やる気出そうか」
ということで、7月、8月は、毎日投稿してみました。
今回は、「受注の増えない起業家が色々やってみた」ということで、その結果と、今後の方向性等を書いていきたいと思います。
時給200円というのは「賃金」でいうと法令違反ですが、私の「役員報酬」を時給に換算すると200円、という意味で使っています。
奇しくも今日は2024年8月31日。
弊社第2期が、今日で終わりです。
一応黒字です。
上記のとおり、役員報酬をすごーく少なくしているので。
来期は儲けて、役員報酬を増やしたいです!
それでは本編、ご覧ください。
(1)noteを頑張ってみた
まず、6月24日の起業体験記番外編時の私のnoteの状況ですが、↓でした。
始めたのが2024年1月なので、ほぼ半年のパフォーマンスです。
・投稿数 50本
・フォロワーさん 550名
・総ビュー数 22,138回
・総スキ数 4,108回
私がnoteに投稿をする目的は、見ていただいた読者さんに含まれる中小企業者さんから受注をいただくことで、その成約率(コンバージョンレート)を「フォロワー数:成約数」で「100:1」と仮定しており、目標売上高(700万円)を達成するための期待フォロワー数は、1万人です。
この辺は、2024年3月2日付で投稿した「起業体験記番外編」に詳述しているので、興味のある方はご覧ください。
で、半年でフォロワー500ペースだと、フォロワー1万人までに10年かかるので、「もうちょいやる気出そう」となったわけです。
で、7月、8月と毎日投稿し、今日現在で投稿数は117本です。
また、1,017人もの方にフォローしていただきました。
ビューとスキについては、アクセス状況のデータから、以下のように概括します。
①ビュー
2024年8月31日現在、65,037件です。
6月24日時点から42,899件、194%伸びました。
投稿頻度を上げたので、1投稿当たりのビュー数は落ちると予想していましたが、443件から556件に上がりました。
相変わらずAI画像作品集がビューの上位を占めていますが、「DXネタ」「起業応援記」「補助金ネタ」などが上位をうかがうようになってきており、「いい傾向かな」と思っています。
②スキ
2024年8月31日現在、10,499件です。
6月24日時点から6,391件、156%伸びました。
1投稿当たりのスキ数も、予想に反し、82件から89件へと上昇しました。
しかしながら、スキ数をビュー数で割った「スキ率」は18.5%から16.1%へと下落しました。
こちらも、「起業体験記」「エッセイ」「大病体験記」など、将来のコンサルティングやライティングの仕事につながるかも知れない展開が垣間見えます。
私の場合、企業案件を取りたいと言っているくらいですから、記事のクオリティが高くないと話になりません。
そのクオリティを「スキ数」で測ると仮定し、記事当たりスキ数の目標値を100と設定していたのですが、それは達成できませんでした。
あと、もう1つからくりを明かすと、私は、相互フォローさんにめっちゃスキを押します。
今私の投稿にいただいているスキの9割以上は、相互フォローさんからの「スキバック」です。
読者さんからニュートラルに頂けるスキ数(オーガニックと言います)を測るのはまだ早計ですが、残念ながら私の投稿は、現状ではオーガニックを大量に集められるほどの魅力はないようです。
(2)その他のSNS
noteを頑張るのと並行して、他のSNSにも手を付けています。
それらの状況が下記です。
①X
これは、一番頑張りました。
クロサキナオさんをはじめとするnoteの先輩方に、大変お世話になりました。
7月から始めて、2か月で1,000人を超えるフォロワーさんとつながれました。
アカウントは↓なので、是非相互フォローお願いします!
固定ツイートに「noteで見た」とリプしていただければ、フォローさせていただきます!
②Instagram
将来的にAI生成画像を英語圏の方に売りたいな、と思い、英語でInstagramを始めてみたんでが、「画像を送れ」「NFT市場にアカウントを作れ」的なDMのオンパレード、、、
出鼻をくじかれたので、まだガッツリは運用できていません。
まだリンクを貼るのも恥ずかしい状態です。
③YouTube
ここは、頑張らないといけないんですが、「編集が大変」という理由で、「こどもの日スペシャル」で投稿が止まっています。
多分どこかのサイトでリンクしていただいているのか、一番ビューが多い動画は5,000ビュー近くあるのですが、まだ有効活用できていません。
時間をかけて頑張らないといけないです。
よかったら、↓をフォロー願います!
(3)本業の進捗
SNS経由の顧客獲得がいつから軌道に乗るかわからないので、リアルの取組として、以下を続けています。
・公的支援機関の「中小企業支援専門家」登録
・知り合いの企業さんへの個別アプローチ
①専門家登録
↓のような専門家登録をしてみました。
まだ案件は発生していないのですが、「年に数件取れるかな」と期待しています。
そこで企業さんに実力を示し、次の受注につなげる目論見です。
[今専門家登録している案件]
・県の中小企業支援センター(古巣)の専門家登録
・県のスマートモノづくり応援隊(製造業向けIoT導入支援)
・九州の「自動車関連企業電動化参入支援センター」専門家登録
・地元商工会議所の「ビジネス何でも応援隊」
②顧客開拓の取組
支援施策情報を、「今使いたいんじゃないかな」と思う企業さんに個別に連絡しています。
まだ数件ですが、お試し価格でもいいので、受注につなげ、そこから口コミで他企業さんの受注を取りたいです。
③文章、コンテンツ制作系
クラウドワークス、クラウドリンクスにアカウントを持っているのですが、単価と業務量の兼ね合いで、まだガッツリ受注活動ができてないです。
これらに「中小企業診断士協会」という業界団体経由の受注も含め、少しずつ、活動を増やしていきたい、と考えています。
(4)時給200円から眺める世界
①会社の資金余力
まず、売上がまだまだ足りていません。
弊社、役員報酬を65,000円/月にしてるんですね。
それに社会保険料の会社負担分、オフィス家賃、税理士報酬などを加えると、月の固定経費は大体150,000円
8月決算で税金を払った後のフリーキャッシュフロー(すぐ現金化し、支払いできる会社の預金)が70万円弱なので、5か月以内には売上を何とかしないとヤバいです。
②時給200円とは?
役員報酬65,000円/月を時給に換算すると、、、
多分300時間/月は仕事をしているので、
65,000 ÷ 300 ≒ 200円
です。
高校生さんのアルバイトでも、もちっと稼ぐかもしれません。
そして役員報酬は、期初3か月(弊社だと9~11月)しか変えられないので、今の状況だと据え置きとなり、2025年8月まではこの水準が続きます。
今のところ、妻の稼ぎに、おんぶにだっこです。
③そんな私が考えていること
実は私、3月まではかなり割のいい仕事をもらっていたんです。
委託契約でしたが、受託額を時間に換算すると、時給3,500円ぐらい。
でも、「やりたいことの一部でしかないその業務に甘えてちゃいけないな」と思って、受託の年度更新をしませんでした。
多分、その決断がなければ、私はこんなにnoteやSNSを頑張ってないです。
頑張っている人たちから学ぶことも、なかったと思います。
そして、お金のない起業家さんに、時給3,500円の見積を平気で出していたかも知れない。
最低賃金に近い時給で頑張る学生アルバイトさんに、リスペクトも湧かなかったでしょう。
「勘違い野郎のまま終わらなくてよかったー」と、心から思います。
まだnoteやSNSは期待する成果を出せていないので、これからお金と相談しながらまだまだ試行錯誤していきますが、「短期的に結果が出て勘違いする」という事態にならなかったことは、良かったと思っています。
(5)おわりに
弊社の当面の目標は、キャッシュ(資金余力)を安定させて、第3期(2024年9月~)を大幅黒字で終え、第4期(2024年9月~)に役員報酬を大幅増額することです。
それで何とか、貯金の枯渇前に家計を安定化することができます。
その後は、noteとSNSで培う拡散能力を生かして、クライアントさんのマーケティングを支援したり、クラウドファンディングを支援したりできるといいな、と思っています。
水戸のあの人じゃないですが、今歩いている道を、ゆっくり進んでいきたいです。
私のnoteはほぼすべて自分の経験なので、「起業体験記」も「失業体験記」も自分の中では同じ
事象です。
2024年1月20日に投稿した「失業体験記01」の中で、私は、
「自分を生きるのに必要なのは、非常に優れた能力でも、十分に練られた戦略でも、ブレない強い意志でもなく、家族の理解だと思う。」
と書きました。
そして、
「ビジネスが軌道に乗ったら家族孝行したい」
と書きました。
半年以上経ちましたが、その考え、全く変わってません。
ご興味ありましたら、その記事、ご覧ください。
割とブレずに活動できてるのかな、と思います。
これからも、適宜お菓子を食べながら、のんびりやります。
今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。
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