【開発秘話】LA-MULANA2ボツショップ店員

LA-MULANAでは語り部やショップ店員の名前がMSXのゲームに関連する名前のパロディだった。LA-MULANA2では語り部の方は神話由来の名前になることが決まっていたので、せめて店員の方だけでもNIGOROらしさというか、レトロパソコンゲームへのリスペクトを残したいと思ったわけだ。
今作ではショップにも立ち絵が出るため、MSXに限定せずレトロパソコンゲームで印象的な立ち絵のあるキャラクターからチョイスすることになった。

リストラになった語り部にはゲームに関わる理由があった。
しかしショップ店員の方はゲームの内容に関係なくリストラになってる。
主に著作権とかめんどくさそうなものを避けるためである。

スナッチャーよりリサ・ニールセン。ディーヴァよりラトナ・サンバ。
リサの方はオリジナル版LA-MULANAのおまけゲームである「むきむきメモリアル」でも使っているネタだったので何としても出したかったのだが、ちょうどこの頃監督がコナミ退社って騒がれててね。
ラトナの方は理由は単純、ゲーム中に全く喋らないのでセリフのパロディも何も思い浮かばねぇ。

ウイングマンより冒頭の教室のシーンの北倉先生。ブライよりロマール・セバスチャン。
これはパロディだ著作権だうんぬんの前に版権ものだ。特にウイングマン。
ロマールの方は漫画原作があるわけではないが、絵描きがアニメ聖闘士星矢のキャラデザの人なので。
そこまでわかってるなら最初からチョイスすんなとも思う。

デザニランドから受付嬢。
誰がわかるんだ、こんなもの。