【出産レポ②】いきみ逃し地獄~先生登場!
【前回のあらすじ】出産当日、朝の9時に前駆陣痛が始まり、16時前に入院。20時まで個室で痛みに耐えたのち、満を持して分娩室に入った。
旦那は助産師さんに教わってテニスボールで私のお尻を押し続けてくれていたがぶっちゃけあまりよく覚えていない。さすりすぎて結構疲れたらしい。笑
これまでは一生懸命いきみ逃しして踏ん張らずに堪えていたが、ついに本気でいきむようにと指示が出た。踏ん張るときどうしても目を閉じたくなるが「目はあけて!」と言われてすごい顔になっていた(と思う)
しかし、全力の踏ん張りもむなしく、破水する気配はない…。
このときの担当助産師さんは切迫早産での長い入院生活でもお世話になった人で、ともに弱虫ペダル(高校自転車部が舞台の少年マンガ)の素晴らしさを語り合った仲だ。
心が折れかけた私を励まそうと助産師さんが弱ペダの歌を歌い始めた途端に陣痛が襲い、同時に踏ん張ってみたら破水した。感覚的には「うげ!なんか出た?!」というものすごい衝撃だったので、「もしかして赤ちゃん生まれた?!」と一瞬勘違いしてしまい、ここからが本番だということに絶望したのだった…。
つわりで長いこと寝込んでいたし、出産直前まで切迫早産の安静入院で寝たきり生活だったため、特に脚力が落ちてしまっていた。踏ん張れと言われても足がガクブルでいきみ時間が継続しなかった。痛みと疲れに耐えられず足が自動的に閉じる…笑。歌を歌ってくれた人とはまた別の助産師さんが二人現れ私の足を片方ずつ掴んで開かせる始末。
その後、陣痛に合わせて何度か自分でいきんでみるもののうまくいかず。旦那曰くこのへんで白目をむいて酸素マスクをつけられたらしいが覚えていない。私の体力の限界を察知したのか助産師さんたちは目配せをし、「よし!先生にお手伝いしてもらおう!」と言った。
ついに先生が登場!無口で冷静な感じの先生で私は好きだった。
【次回!】いよいよ赤ちゃんと対面!!そして意外と長かった産後の処置!
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