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ならきちの泣き虫妊婦生活記

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2018年6月の妊娠発覚から2019年1月の出産に至るまでの出来事を、ゆるいイラストや写真と共にまとめました。
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2018年11月の記事一覧

【妊娠悪阻(ひどいつわり)で入院】ならきちの泣き虫妊婦生活記④

妊娠13週目(4か月目)の2018年8月6日、ついに私は限界を迎えた。 妊娠6週目に始まったつわりでひたすら吐き続けた結果、体重は妊娠前から7キロ減量してしまった。 (BMI16.3の“低体重”という基準にまで落ちてしまったことになる。妊娠前はBMI18.8の“普通体重”だった) 飲み物まで吐いてしまうようになり、座ることはおろか、横になっていても、重力に負けて体が地面にめり込んでしまうと思うほどで、「このままでは私、死んでしまうのでは…?」と感じたのだった。 産院に

【つわり】ならきちの泣き虫妊婦生活記③

私のつわりは、妊娠6週目から始まった。産婦人科に行った翌々日には、嘔吐が止まらなくなり、たちまちトイレと友達になった。 今回は私が苦しんでいる、「吐きつわり」「よだれつわり」「においつわり」の話をする。 吐きつわり これは“吐きつわり”というもので、ドラマやアニメでも描写が多いため、ほとんどの人がつわりといえばこの症状だと思っているのではないだろうか。 私の吐きつわりは妊娠3~5か月がピークだった。毎日嘔吐し、布団とトイレを往復するだけの寝たきり生活が始まった。 こ

【母子手帳】ならきちの泣き虫妊婦生活記②

妊娠を産婦人科で確認した翌日、母子手帳をもらいに行くために散歩がてら区役所に赴いた。 医療機関で妊娠が確認できたら、住民票をおいている自治体に「妊娠届」を提出することになる。このとき、自分の情報だけでなく、お腹の子の父親の情報も記入することになる。 まだ入籍していなかったため、苗字の異なる男の名前を記入し、「えーと、あの人、誕生日いつだっけ?」「あれ?電話番号は…っと…」とあたふたする私を、区役所の職員が心配そうに見ていた。 とはいえ、妊婦への対応に慣れているようで、「

【妊娠発覚】ならきちの泣き虫妊婦生活記①

妊娠が発覚したのは2018年6月16日。 近所のドラッグストアで購入した妊娠検査薬によって自宅のトイレで陽性反応が出た。 検査薬を使おうと思ったきっかけは、生理が遅れていたことと、なぜかすごくお腹が痛かったためだ。 その日ランチしていた大学時代の友人に「絶対検査したほうがいい」と勧められて、おどおどしながら一番安い検査薬を購入した。 箱を開け、袋を開け、一本の白い棒が出てくる。説明書を読むと、棒のキャップを開けて尿をかけ、キャップを閉じて水平に置き、数分待つようにと書