【アカデミー】8月活動報告#ACADEMYREPORT
U18
8月序盤はオフ期間となり、県外出身の選手達は里帰り。一度サッカーから離れ、家族や友人との時間を過ごしました。リフレッシュして戻ってきた選手たちの目はプレーするやる気に満ち溢れていました。仲間と再会し、笑い合う姿を見ていると、良いグループが出来上がってきているように感じます。
ユースワールドチャレンジにゲスト参加として出場した奈良クラブユースは神村学園のBチームと試合を行いました。2-0で敗れたものの、何度も決定機を作り出し、相手のゴールを脅かしました。自分たちの現在地を知るにも良い試合となりました。
チームでは3バックで戦う新しいシステムの習得に取り掛かりました。選手たちが本来慣れ親しんだ4-3-3と比べると、幅を取る役割の選手がウイングバック一人であり、今までとはまた異なったプレーが求められました。こういった変更を行う時、今までの感覚だけでは通用しなくなり、戸惑う選手が多数ですが、私たちはそこに成長の兆しがあると考えています。サッカーというスポーツは非常に複雑で、絶えず変化が起こりますが、そこに目を背けるのではなく、思考を行うことで変化に強い柔軟なチームが出来上がると信じています。もちろんこれから先、完全に3バックで戦うという訳ではなく、自分たちの武器を一つ増やしただけに過ぎません。
また8月はTown Club Cup(街クラブの全国大会)に繋がる関西クラブユース地域リーグが始まりました。初戦を枚方FC Aに1-2で落としたものの、新しいシステムで非常に良い形から一点を決めることができ、間違いなく選手の自信に繋がったはずです。9月はリーグの試合が多くタイトなスケジュールとなっており、大きな成長が見込まれます。
新しいことにミスすることを恐れず、勇気を持ってトライし続けよう!
U15
8月はリーグ中断期間のお盆を利用してジュニアユース年代最後になると思われる宿泊遠征で仲間たちと最高の時間を過ごしました。また月末にはリーグが再開し猛暑の中での三連戦。選手たちはリーグ終盤になるにつれて優勝を意識している様子。
精神的にも肉体的にも厳しい夏となりましたが選手たちの成長にとって、とても良い経験ができたと思います。
伊勢遠征では普段あまり交流のない地域のチームを相手に、上手くいかない試合もありましたが、自分たちのやってきた事を実戦でチャレンジすることが出来ました。残り少ない公式戦でより良い結果を残すためのヒントがあったように思います。
リーグ戦では上手くいかない事に対してフラストレーションをためている様子もありました。以前までは感情をコントロール出来ず他者やモノのせいにする傾向にありましたが、今回は自分たち自身で疑問を持ってこちらに質問をしてきました。
最初は出来ない理由ばかりを口にしていた選手たちですが、少しずつ出来るようになるためにはどうしたら良いかという議論になりました。
8月の最後の試合では見事に課題を修正して攻守両面で好プレーを見せてくれました。
その結果リーグ戦2試合を残してNFAリーグ1部優勝が決まりました。同時にサンライズ(関西)リーグ昇格戦、高円宮杯関西大会も合わせて出場が決定。
できないことを諦めるのは簡単。難しいのはどうしたら上手くいくのかを考えること。また疑問を持って周りに発信することで主体性を育む一歩を踏み出してくれたこと。
この夏、選手たちはサッカーを通じて色々な経験から一人の人として成長することが出来たと思います。
まだ9月もリーグ戦は続くため気を抜かず今後も一戦一戦、目の前の相手と向き合い全力でプレーして欲しいと思います。
U12
8月は全国そしてヨーロッパの強豪が集まるワーチャレに参加し、チャレンジしました。結果だけをみれば、残念ではありますが、結果以上の成長を大会を通して感じました。
選手達は毎試合100%以上、120%以上の力を出し続け、果敢に相手に挑み続けました。何度も心が折れそうになる場面はあったかもしれない。しかし、強い気持ちを持ち、いつも以上のパフォーマンスを発揮してくれました。このようなコンペティションで成長する選手は短期間で一気に成長するんだなと、率直に思いました。また、初めての11人制の試合の中で、アシスタントコーチによるスカウティング内容、映像をもとに、毎試合異なった戦術的要求をしました。TRそして8人制の試合でも多くのことを吸収している選手達は11人制であっても、初めての要求に対して応えてくれました。
この経験は一生の財産になるに違いない。これはコーチ陣も同じです。
後はこの経験をどう今後に繋げていくのか、どう行動していくかがそれぞれに課せられたものだと思います。
U14
8月は多くの試合をすることができました。自分たちにとって大きかったのは4試合連続して競り負けたことです。夏の暑さ、クレーのグランドで3年生も含まれるNFA2部リーグの終盤を戦う中ではタフさが要求されます。自分たちのメンタル面を見返すことと、厳しい状況の中でも自分たちのサッカーをやり、結果と内容を両立させようという話をしました。大瀬中との上位対決では泥臭くCKを押し込んで競り勝ち、これ以上は負けられない状況でアグレッシブな攻撃の姿勢を全員が持って今後も戦っていければよいと思います。
戦術的にはもっと幅を使ったサイドを起点としたゲームの組み立てが課題となっています。今後もより成長できるように皆で課題に取り組みながらアグレッシブにやっていけるよう努力していきたいです。
U13
今までボール保持でのテーマ、コンテンツをトレーニングしてきましたが、長期オフ明けからはボール非保持でのテーマを取り組みました。
テーマはボールホルダーへの守備で、自分の背後の状況を把握してアプローチするがコンセプトでした。
背後に相手がいるのか、どこにいるのか、味方の状況はどうなのか。状況を把握することによって、ボールホルダーに対するアクションも変わります。
パスコースを切りながらアプローチができればボールホルダーの選択肢を減らしボールを奪える確率があがります。
試合では背後の状況を把握し、ボールホルダーからパスで前進される回数は少なかったように思いますが、ボールホルダーへのアプローチが薄れボールホルダーからボールを奪える回数も少なかったように思います。
良くなった部分もたくさんあるので、そこを残しつつ改善が必要なところをトレーニングで落とし込んでいきたいと思います。
対戦していただいた皆さま、応援していただいた皆さま、ありがとうございました。
U11
メンバー全員がそろっての練習や試合がなかなかできなかった8月。
唯一全員が揃ったのは淡路島のアスパ五色で行われたサマードリームカップでした。2日間にわたるサマードリームカップ。淡路島に宿泊し、寝食を共にすることでチームとして非常に有意義な時間を過ごすことができました。1日目は不必要なミスから失点することが多く、暑さに負けているのか、どこか覇気のない試合が続きました。夜のミーティングでは、「考えているプレーの基準が低い」という話をし、選手1人1人が1日を振り返りました。また小グループでお互いの長所を出し合い、日頃自分では気づかない自分の良さを周りの人から伝えてもらい、自分の特徴を把握しました。
このようなミーティングを経ての2日目。
1日目と同様猛暑でしたが、1日目とは見違えるパフォーマンスを見せてくれました。守備の面でも必死に相手やボールを追いかけ、攻撃でも積極的なプレーが多く見れたことは非常によかったと思います。良くない1日目から2日目に改善できたことは選手・チームの成長と言えます。
常に自分の基準を高く保ち、今後の試合も積極的なプレーを増やしていこう!
U10
予定していた宿泊遠征が中止となり、8月は十分な試合数を確保できませんでした。
ポルベニルカシハラとの試合では相手が1つ上の学年、そして猛暑という厳しい環境の中、練習してきた抜くドリブルに果敢に挑戦できました。8月末の試合は久しぶりのU10の単独試合で、長期OFF明けにもかかわらず素晴らしいテンポで躍動してくれました。
限られた条件の中、選手はその時間を有意義に使ってくれたと思います。
また、うれしい驚きもありました。
長期OFF期間の後の練習で明らかにボールタッチが上手くなっている。OFF期間中に選手それぞれがボールタッチを練習してきていました。その選手の努力を素直にすばらしいと思います。
9月からは今まで通りの練習と試合のペースに戻ります。
これからも楽しく向上心を持って1つ1つ積み重ねていこう!
U9
U9が始動して4ヶ月が経ち、個人としての成長を最優先に行ってきました。上手くいかないことも多々ありましたが、少しずつ成長を感じる日々です。
8月には2週間のOFFを経て再始動しました。8/28の久しぶりの試合では、今までで一番アグレッシブにプレーし続け、初の無失点で1日を活動を終えることができました。まだまだ荒削りな部分もありますが、個人それぞれが1試合1試合でチャレンジし続けていこう!!
選手募集
●U12(ジュニア)
「奈良クラブジュニア選手募集のお知らせ」