【アカデミー】10月活動報告#ACADEMYREPORT
U15
県リーグを終えて、10月末に参加したサンライズ2部昇格プレーオフ、11月に参加する高円宮杯に向けて10月中旬までは準備期間として、強度の高い相手と試合をしていただきました。今までやってきた事を練習試合から選手たちは全力で取り組んでくれました。最後の公式戦に向けて気合いも十分に感じることができました。
22日、ルセーロ京都戦
前半開始20分程は相手チームがこちらのストロングポイントを上手く消してきたことで、中々上手くプレーをさせてもらえない時間帯が続き先に失点。
その後、すぐにシステムを変えてビルドアップの方法を変更したことで自分たちのペースに持ち込みゴールを奪うことができました。
29日、SCインテルナシオナル戦
5月に開催されたクラブユース選手権では関西大会を勝ち抜き全国大会に出場した強豪。前半から強度の高いプレスをかけてきて、こちらが前進できると思っても追いつかれてしまう場面が多かったように思います。前半の20分頃からようやく相手のプレスに慣れてきたことで前進、ゴールチャンスを生むことができるようになった。後半残り15分は完全にこちらのペースに持込み、何度も相手ゴールに迫るも1歩届かず、、
サンライズ2部昇格プレーオフ決定戦では惜しくも勝利とはなりませんでしたが、選手たちは3年間やってきたことを存分に発揮してくれました。
相手の守備に対して、適切な解決策を使い強豪相手に善戦してくれました。
彼らが3年間で積み上げてきた試合中の対応力に関しては成長を感じました。これで終わりではなく、11月に開催される彼らのジュニアユース年代最後の公式戦、高円宮杯でも最高のプレーを見せてくれることを信じています。
U18
10月はユースA、B共にリーグ最終戦を戦い、Aはリーグ優勝、Bは暫定2位(他チーム未消化試合あり)という結果で終えました。
また、ここまで一勝一敗で迎えた関西クラブユース第三戦は、センアーノ神戸と対戦。前半を1-0とリードで折り返すも、ハーフタイムでの選手の表情には曇りがありました。その後、後半序盤に逆転され、2分残して終了間際に追いつくも、まさかのアディショナルタイムにセットプレーから再度失点。2-3で逆転負けを喫しました。あの日はチームにネガティブな雰囲気が漂っていたのは明らかで、勝敗にそれが作用した可能性も十分にありました。
明けた週のミーティングでは、勝っていながら、うまく行かなかったプレーにだけに目をやり、ネガティブになっていた選手たちに対して、ダリオ監督よりサッカー選手が持つべきメンタリティについての話がありました。
「サッカーにネガティブな感情はいらない。うまくプレーができる時は、決まって自分に自信がある時だ。だからといって過信をしてはいけないが、そもそも人間は自信と謙虚さを同時に持つことができる。」
これは技術や戦術以上に前提としてあるものでありながら、様々な感情が交錯するサッカーというスポーツでは、意識し続けることは実はとても難しいことです。
「俺ならできると思う自信を持ち、自分のミスを認められる謙虚さを持って練習、試合に臨むこと。」
「失敗したプレーばかり頭に留めず、うまくいったプレーも同じかそれ以上に重きを置いてプレーすること」
選手たちと今一度、目標設定をすることができました。
そして迎えた第四戦はエストレラ姫路との激しい試合展開の中、2-0と勝利。最終戦FC大阪には前半の早い時間に失点をするものの、前半終了間際に同点に追いつき、試合を通して攻撃し続けました。同点のまま迎えた後半ロスタイムには劇的逆転ゴール。チーム全体が感情を爆発させました。最後まで自分のことを信じられた選手たちの強い気持ちが結果に結びついたような気がします。
この試合でチームはTOWN CUP(街クラブチームの全国大会)の出場権を手にしました。四日間試合が続き長丁場になるこの大会では、チーム力が試されます。誰がピッチに出ても同じだけの力が出せるよう、11月のレベルの高いチームとの練習試合を通して、競い合っていきます!
U10
今月はU10年代唯一の公式戦である井上地所カップがありました。
昨年の公式戦では緊張のあまりいつものプレーができていませんでしたが、今回は良い形で大会に入ることができました。
予選リーグを順当に勝ち上がり、決勝トーナメント進出をかけた試合ではボールを保持しチャンスを作りながらも点がとれずにPK戦となりました。
PK戦を制して上がった決勝トーナメント1回戦。
奈良YMCAさんの前線からの激しいプレスに苦しみながらも、ゴールキーパーを交えながらゴール前でもしっかりと判断のあるプレーをしてくれました。周りの人が見ていて冷や冷やするようなボール回しをいつも通りプレーした選手たちは勇敢でした。結果としてはPK戦での敗戦となりましたが、練習してきた成果を存分に発揮し、奈良クラブのサッカーを披露してくれた選手たちを称えたいと思います。
これからも地道に1つ1つ積み上げていこう!
U14
リーグ戦も終わり10月は様々なトレーニングマッチを行いました。
9月から10月にかけてネガトラとポジトラに取り組んできた中で、練習中の強度が非常に高くなってきています。その中でハイプレスのコンテンツに入り積極的な守備の姿勢が出ることによって、ビルドアップやボールの動かし方も向上するようになってきました。特にVERVENTO京都さんのハイプレッシャーからその基準に近づこうとトレーニングを積んでから、奈良育英さんに強気で挑めたのは10月の大きな収穫になりました。さらに守備の質の向上とそれに引き出されるように攻撃も向上していけるように取り組んでいきたいです。
U13
10月のトレーニングではネガティブトランジションがテーマでした。ボールを失った瞬間にボールに近い選手は何をするのかをトレーニングで整理しました。以前まではボールを失った瞬間に何もアクションを起こさないことが多く見られましたが、トレーニングを重ねるごとに選手達の意識が変わりボールホルダーにプレスにいくこと、そのプレスの強度が高くなったと思います。
10月末のプレミアリーグの2戦目では公式戦ということもあったのか、ボールを失ってから早くボールを奪い返すことができました。ただポジティブトランジションのテーマのトレーニングをまだしていないので、ボールを奪い返してからそこで時間をかけたりしてトランジションの繰り返しのゲーム展開になりました。もっとボール保持の時間を長くすることができていたら落ち着いた試合展開になったと思います。ただネガティブトランジションの意識と強度は高くなっているので、それが無意識にできるようになれればチームとしても成長できるようになると思います。
普段のトレーニングの中のテーマを積み重ねながら、リーグ戦で内容と結果にこだわっていければと思います。
U12
11月に全日奈良県予選を控えているU12チーム。全日が全てではありませんが、やはり小学生年代の集大成となる大会。その大会が控えているということもあり、中国地方への遠征やTRMについても我々よりも力が勝る相手とのマッチメイクを多くし、成長するきっかけ、環境を作りました。
8月のワーチャレを機に9月のリーグ戦では凄く逞ましいプレーが多くなった一方、勝ちきれない戦いもある現状の中、強敵相手にどう戦うかが鍵となりました。山口遠征やTRMを通して、勝ちきれない試合も多々ありましたが、今まで以上にどうにかやり返そうというプレーも多くなりました。また、山口遠征では、今まで対戦した事のない異なったスタイルのチームと多く対戦することによって、新たな気づきやきっかけになった月になったのではないでしょうか。
U11
U11のメンバーがなかなか揃わない中、それぞれが自分が与えられた試合環境の中でレベルアップを図りました。
現在のU11の選手の現状としては攻撃においても守備においても、ボールに関わっていないときに周りの状況を認知し判断することがまだまだ不十分と言えます。
ボールを見ている時間が長く、自分がボールに関わるときもしくは関わってから次のプレーを考えることが多く見られます。
これは個々人が改善していく必要があります。
時間がかかることではありますが、トレーニングやゲームを通して少しでも見れる範囲を広げ、より多くの選択肢を持ってプレーできるようになろう。
U9
今月はいつもの5人制に加えて、8人制の試合をいつもより多く交えて活動を行いました。まだまだ、私とボールとの関係の年代の彼ら彼女ら。少しずつポジションの役割も覚えつつも、まだまだこれから。良いポジショニングや準備をしていても、やっぱりボールを上手く扱えないとすぐに取られてしまう。自分で勇気を持ってボールを持つことの大切さ。少人数制の試合の大切さも再確認できました。引き続き個人個人の能力を高めていきたいと思います。
選手募集
●U12(ジュニア)
「奈良クラブジュニア選手募集のお知らせ」