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#15_ジャニオタという遺伝子を持って生まれた女

ジャニーズ事務所を2019年9月末に退所した錦戸亮は
その翌日という光の速さで10月1日から公式サイトやSNSをオープンするとともに
ファンクラブ「NFC(エヌエフシー)」と自身の主宰レーベル「NOMAD RECORDS(ノマドレコーズ)」設立し、ソロ活動をスタートした。

何もない、0からモノを作ってみたくて、自主レーベル“NOMAD RECORDS”を設立致しました。
応援して下さるファンの皆様にまずは直接会いに行きたいと思い、初のライブハウスツアーを行います。
一人の人間として、面白味のある人物になれるよう僕は僕を励みます。

錦戸亮

そして同年12月11日に、ソロ第一弾アルバム「NOMAD(ノマド)」のリリースと
全国ツアー「錦戸亮 LIVE TOUR 2019“NOMAD”」を11月5日の福岡公演を皮切りに、全国5ヶ所11公演を開催することも発表した。

発表後、10月末に先行配信された「ノマド」は1曲目と
そしてアルバムの最後にもピアノバージョンが収録されている。

エイト、NEWSにいたの頃から
りょんが書くストレートで情景が浮かぶ歌詞、少年のまま変わらない楽曲が並ぶ。

山Pが辞めたらNEWSを辞めて
すうが辞めたらエイトも辞めて
世間的からは逃げてるような、無責任なように見えたと思う。

りょんが脱退したとき、もちろん悲しかったし寂しいけど
割とすんなり、“まぁりょんやもんな”と思えた。

すうのときほど最後の舞台が用意されてなかったこともあるのかな。

実際、すうが辞めていなかったらりょんも辞めてなかったと思うし
このままずっと年を取っていく7人を見ていたかったことに変わりはない。

でもコンサートの特典DVDだったり、雑誌のインタビューだったり、
スタッフさんとの打ち合わせで意見を言ったり、ダンスや楽器を練習する姿を見ていて
彼が手を抜いているところは見たことがない。

アイドルっぽい発言は一切しないしファンサもお辞儀と手を振るくらいで
ファンへのありきたりなリップサービスもしないけれど

その分、嘘も言わない。

素直で分かりやすい彼だからこそ、言うこととやることに矛盾のない彼だからこそ、
このアルバムの中でどうしても、気になるこの曲。

『罰ゲーム』

8周年コンサート「∞祭」でやっていた企画「ガチンコバトル!センターは俺だ!」で負けた下位2人が「ほほえみデート」という罰ゲームで

丸と二人でおそろいのTシャツを着て、デートしたことを思い出してしまう。

丸とマザー牧場で食べたアイスなのか
ヤスとのユニット曲「アイスクリーム」のことなのかも、と。

失恋ソングっぽく見せかけた、エイトへ思いだったらいいな。

“サヨナラの言葉を選んだ罰”なんて
一番、周りの評価や心無い言葉に傷つきやすい純粋な彼が、無駄に傷付いてはほしくない。

小さいときからずっと、Jr.の中でもエリートコースで走ってきて

仁と山Pたちとの赤西軍団で夜な夜な遊んでいたことも
口の悪さも行儀の悪さも、この世界しか知らないからと妙に納得出来たり

あのビジュアルも相まって“錦戸亮だから許せる”ことがいっぱいあった。

それでも段々仕事をちゃんとこなすようになって
これからも彼の言う自分なりのエンターテイメントを追求できますように、と私は思ってる。

すうと違い、コロナ禍でも精力的に活動していたりょんは
なんだかんだ自分のファンが一番何を求めているのか、本当によく分かっていると思う。

姉が全ての彼のライブに行くので、聞いた話。

2021年11月3日、錦戸亮の37歳の誕生日。
仁とやっているYouTubeとのイベントとしてBirthday Live「RYO NISHIKIDO “3N7” Supported by NOGOOD TV」を武道館で開催。

1曲目にJr.時代に東山さんと出した「Secret Agent Man」を全編英語で披露したという。

仁の「ムラサキ」やNEWSのアルバムに入っている「code」も披露し

ファンが求めるものを自分の出来る形でのサプライズは伝わっているし
彼自身のファンに大きな活力を与えてくれてることには間違いない。

その後私も姉に連れられて行ったライブで「Tokyoholic」を一人で歌っていて

関ジャニ∞として自分が作詞作曲、編曲した楽曲はきちんと自分に著作権を持ってジャニーズ事務所を退所していて
そんなことすらも彼らしい、ちゃんと仕事しすぎていてりょんだなぁと思う。

そしてバースデーライブの最後に歌った新曲で涙ぐんでいたというりょん。

りょんの脱退後、忠義がラジオで語った通りなんだと思う。

「亮ちゃんは多くのことを語る人じゃない分、これから自分の活動で体現していくはずです。」

大倉忠義/ANNサタデースペシャル「大倉くんと高橋くん」

彼のファンはただでさえ大人しく見守るファンが多い中、コロナ禍で声援もリアクションも送れなくて
一人で喋れないやんとどうしたって心配になるMCも

このバースデーライブで泣いてたりょん自身が
一人になったから初めてと言っていいくらい、その見守ってきたファンの存在に気付いてくれたのなら

一番りょんへの愛の強い姉を身近に見ている私は嬉しく思う。

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