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#2_ジャニオタという遺伝子を持って生まれた女
正直なところ、もうキッカケはほとんど覚えていない。
関ジャニ∞というグループがこのグループ名を名乗る前から、関西ローカルの番組に出演する前から、
何故かもう出会っていたのだ。
恐らくいわゆる“Jr.黄金期”と呼ばれた時代、
伝説の“8時だJ”という番組でタッキー&翼や嵐の面々がお茶の間を癒していたあの時代に
全国区で早々にアイドルというその輝きを魅せてくれた山Pと
圧倒的可愛さと歌唱力でJr.にして少年隊の東山さんとSecret Agent Manという曲でCDデビューをした錦戸亮に姉が惚れた影響だろう。
そこから「こんなにかっこいい人らが大阪にいるんや。」と気づいてしまった。
その後関西ジャニーズJr.というジャンルを確立させ
今のなにわ男子やAぇ!groupまでの道を切り開いたのは、間違いなくあの三人の兄ちゃん達である。
渋谷すばる、村上信五、横山裕。
この三人が居なければ、ガツガツ前にしゃしゃり出ていなければ、
きっと今の関西アイドル業界はこんなに潤っていなかったと思う。
そして私は常々思っている、この国を支えているのはジャニーズだと。
ジャニーズと共演した際に的確な役回り、会話のアシスト等をしてくれる芸人さんを崇拝し、
誰かがこのアーティストのこの曲が好きだと漏らせば同じCDを買い、
作詞作曲や楽曲提供なんてした日にはその提供者の活動や提供に至るまでの経緯を咀嚼し、いかに素晴らしい人かを拡散する。
番組で紹介された商品を買うなんてことはもちろん、休日を使ってそのお店まで感謝を述べるため会いに行く。
日用品の買い物ではイケメン俳優が出ている競合他社に対抗してジャニーズが出演しているCMの商品を手に取る。
もはやジャニオタが経済を回しているといっても過言ではない。
そのくらいジャニーズがもたらす経済効果は高く、ジャニーズを生きがいとする女が多いということだ。
最近では男をも憧れる存在にまで、その影響力は強くなっていると思う。
まして、そもそもの顔面偏差値がとんでもなく高いことに加えて
歌いながら踊り、ドラマに出れば演技もこなし、バラエティー番組で笑いも取り、舞台で殺陣をやってみせ、チャリティーTシャツのデザインを手がけ、自身のコンサートの演出もする。
彼らのセルフプロデュース力は各グループがデビューする毎に強くなっている気さえする。
ここまでの努力ができ、繰り返すがそもそもの顔面偏差値が高いこの集団に一般の男が敵うわけがない。
だからと言って、私個人としては一般の異性経験を無視してこの気高きジャニーズだけを見て生きることはおすすめしない。
且つ、一方的にジャニーズのコンサートへ行くことを彼らに“会いに行く”と表現する女たちとは個人的にあまり相容れない。
一般人と年相応の異性経験を持ってしてジャニーズを愛すべきだという持論がある。
彼らはジャニーズと比較対象であると同時に、その時々自分の現状を把握させ、自身を高めるために目の前で自分と対峙してくれるからだ。
残念ながらよっぽどのことがない限り、好きなジャニーズ本人たちが直接ジャッジを下してくれる機会はそう多くないだろう。
それならば目の前で受け答えできる、出会えうる一般の男全員を自分に惚れさせ
踏み台にできるくらい、ジャニーズの名に恥じない女であってほしい。
そこから得られる自信は更に自分とジャニーズへの愛を高めてくれる。
ジャニーズが好きで、もともと顔面偏差値の高い彼らの、本人たちの努力を考えればこんなことくらい容易にできるはずで
結果、それがもたらす自信や余裕は自己肯定感となって日常生活においてもプラスになることしかない。
自分が落ち込んだとき、心の中で唱えるのは
「全身360°鏡で自分を見て、その横に推しの一人でも置いて、ひたすら己を磨け。」