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洞川温泉探訪

こんにちは!編集奈良学生プロジェクトです。
Twitterやこちらのnoteにて奈良の情報発信を行っています。

今回は、奈良県吉野郡天川村に位置する洞川温泉を訪れた際に感じた魅力をお伝えしたいと思います!
しかし、魅力をお伝えする前に、まずは公共交通機関を使った行き方を紹介します。

アクセス

公共交通機関を使うならば、近鉄線の下市口駅で下車した後、そこで奈良交通バスに乗り換え、約1時間ほどで洞川温泉バス停に到着します。

近鉄電車・バスの往復乗車券洞川温泉センター入湯料割引券がセットになったお得なきっぷが販売されているので、詳しくは、近畿日本鉄道ホームページからご覧ください。

洞川温泉へと直に向かうのもいいですが、洞川温泉バス停の前にある天川川合バス停で下車し、みたらい渓谷散策コースを経由して洞川温泉へと向かうのも人気コースです。

筆者はこの方法で洞川温泉を訪れたので、洞川温泉の魅力をお伝えする前に、まずはみたらい渓谷の魅力を軽くお伝えしたいと思います。


みたらい渓谷

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       <近畿日本鉄道ホームページより引用。>

上記のみたらい渓谷散策コースは、片道約7.4キロ所要時間約2時間15分のハイキングコースで、春夏秋冬美しい景色が楽しめます。

筆者は、冬に訪れましたが、雪景色が綺麗でした!

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みたらい遊歩道では大小さまざまな巨大な岩壁エメラルドグリーンの湖などの景観が楽しめ、川の水も物凄く澄んでいます。夏には川遊びが楽しめるそうです。

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        <近畿日本鉄道ホームページより引用。>


洞川温泉街

そうしてたどり着いた洞川温泉街。温泉街へたどり着いたら、まずは洞川温泉観光案内所で洞川温泉観光マップを手に入れることをお勧めします。

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(上:母公堂、左下:七尾山本堂、右下:大峯山龍泉寺)

この洞川の地域は、修験道の開祖である役行者が約1300年前に開いたとされる霊峰「大峯山」の麓にあり、役行者に関する伝承も数多く存在する修験道が盛んな地域でもあります。
そのため、観光客だけでなく、修行者も多くこの地を訪れるのだそうです。
また、この地域に暮らす方々は、役行者の弟子である後鬼の子孫であると言われているのだとか。

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(左上:トロッコ、右上・下:面不動鍾乳洞)

こちらは面不動鍾乳洞です。暗い洞内ではライトアップが行われており、とても幻想的な光景を楽しむことができます。
また、この鍾乳洞へはトロッコで行くこともできます。少々角度は急ですが、ゆったりとした動きで進み、周りの風景を楽しめますよ。
ちなみに、入洞料は一人450円、トロッコ代は往復500円です。

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(上:町全体の景色、左下:ごろごろ水、
              中下:鹿カツ丼、右下:洞川温泉センター)

山間部の洞川地域を流れる水は大変綺麗で、ごろごろ水と呼ばれる湧き水は名水100選にも選ばれた名水です。その名水を使った豆腐コーヒーはこの町で人気のグルメです。
また、この地域では新鮮な川魚やジビエ料理も人気です。
筆者は、”お食事処みやそい”というお店で鹿カツ丼を頂きましたが、臭みもなく、歯ごたえがあるお肉で大変おいしかったです。

では、待ちに待った温泉ですが、こちらは洞川温泉センターを訪れました。吉野杉を使った内湯と温泉気分が満喫できる露天風呂があり、神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器病・冷え症などに対して治癒効果があるのだとか。一日中歩き続けた身体に大変しみました。


”花あかりの宿 柳屋”

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(上:朝食、左下:お部屋、右下:かき餅工房)

ちなみに、お宿は”花あかりの宿 柳屋”さんに滞在しました。
素泊まりの宿泊プランなのに、囲炉裏を囲んで、女将手作りのお味噌を使ったお味噌汁、おにぎり、お漬物を朝食に頂けるという嬉しいサービス付き。

柳屋さんは独自のかき餅工房を隣接しており、チックイン後、女将さんがかき餅を持ってきて下さりました。

宿泊料金は施設利用料と入湯税込みで7,530円でした。


最後に

以上、みたらい渓谷・洞川温泉の観光スポットや食などの魅力をお伝えしてきましたが、魅力はそれだけではありません。
なんといっても、この洞川地域の人々は皆さん温かい方ばかりなんです。
道案内、入った飲食店での焼き芋のおまけなど、思わずほっこりしてしまうようなお気遣いに何度も出会いました。
皆さんも魅力たっぷりの洞川温泉を、コロナが落ち着いてからでも、ぜひ訪ねてみて下さい!

天川村公式サイト観光ページから天川村総合案内パンフレットが無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!


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