NIN
NIN
nine inch nails
エイドリアン・シャーウッド や、Ministry、Front242、らの
インダストリアルロックの中でも、特に市民権を得た NIN。
downward の前の、
『Pretty Hate Machine』をよく聞いていた。
TOWER RECORDS のチラシで知って。
当時は、今では考えられないだろう、
ネットもなく、情報は、雑誌やCD店と限られていた。
『Pretty Hate Machine』を聞いている人は周りにはいなかった。
日本のラジオでかかることもほぼなかったと思う。
Trent Reznor が1人でやっている。
当初は数人いたようだが、いつからか、NIN=Trentだ。
『the downward spiral』 1994年3月8日発売。
当時、アメリカでの NIN の人気は凄かった。
Guns n' Roses のアクセル・ローズがこの NIN のTシャツを着てステージに上がってる写真を見たことがある。
当時のアメリカの閉塞感が NIN をここまでの人気に押し上げたとも言われた。
日本では想像できないだろう。
こういう音楽が全米で圧倒的な人気を誇るというのが。
今は、メタリカも通り越してしまって、
(メタリカが、ブラックアルバムで、全米1位を取ったのも、かなりスゴいことで、アメリカの音楽に対する度量の広さを、ここにも感じずにはいられない)
黒人系音楽がメインストリームになってしまっているけれど、
当時は、まだまだロックが生きていた。
アメリカの度量の広さと言おうか、奥行きと言おうか、音楽の幅広さ、奥深さは素晴らしい。
それは、『アメリカの新しいものこそ正』
フロンティアスピリットとは、無関係ではないと思う。
ロスから日本の飛行機✈️の中で、周りは、米軍兵と思われる人達が何人も乗り合わせた。
CDウォークマンで聞いていたのは、皆がこの
『the downward spiral』
米兵の15人以上はいたと思うが、みながそのCDを持っていて、ほんと驚いた。
えっ、嘘でしょ?て思われても仕方ない、私が周りを見てもそうだったんだから。
でも本当の話。