Teams 「チャット」と「チーム」の統合 UI アップデート まとめ
続きです。
おさらい
Teams の「チャット」メニューと「チーム」メニューが統合されるアップデートが来ます。
統合によって「チーム」メニューがなくなり、チームの一覧は「チャット」メニューの中に表示されるようになります。
統合 UI によって新たにできること
1. 「お気に入り」にチャットだけでなくチャネルも登録できる
これまで「お気に入り」にはプライベートチャットやグループチャットを登録できましたが、
統合によってチームチャット (つまりチャネル) も登録できるようになります。
(これまでは「お気に入り」が「チャット」メニューの中にしかなかったので当たり前と言えば当たり前ですね。)
2. カスタムセクションを作成して、チャットとチャネルを整理できる
カスタムセクションという独自のグループを作ることができ、「お気に入り」と同じようにチャットやチャネルを登録することができます。
進行中のプロジェクトやテーマでセクションを作成すれば、関連するチャットもチャネルもまとめて1か所に集約できます。
例えば私の業務シナリオでいうと、
案件の提案初期段階 ⇒ グループチャットでコミュニケーション
提案中 ⇒ 営業用のチームやチャネルでコミュニケーション
受注後 ⇒ 案件用のチームやチャネルでコミュニケーション
と、一つの案件でも複数のチャネルやグループチャットにまたがることが多いので情報を振り返るのが面倒だったのですが、
進行中の案件名でカスタムセクション作ってグループチャットもチームも集約できるので振り返りが楽です。
特に会議チャットも登録できるのは結構便利だと思います。
案件に限らずですが特定のテーマの会議って基本的に何回もやるので情報追いづらいですよね。
3. チャットとチャネルを横断したフィルターで、メッセージを探しやすい
統合されたことで「未読」や「@ Mentions」のフィルターはチャットとチャネルを横断して機能するので、自分にとって大事なメッセージを1か所で確認できます。
また、新たに追加された「チャット」や「チャネル」のフィルターを使えば、これまで通りチャットだけの一覧やチームだけの一覧はすぐに表示できます。
まとめ
統合によって「チャット」メニューの中にチャットもチームも集約されるので、普通に情報を探そうとするとスクロール必須になって当然見つけづらいです。
ただ、実際 Ongoing でやりとりする人や案件ってそこまで多くないんですよね。
自分にとって必要なものだけが表示されるように「お気に入り」と「カスタムセクション」を整理すれば、以前よりかなり便利に使えます。というか画面がスッキリします。
最近のアップデートでは、(界隈をにぎわせた) 「非アクティブなチームが非表示になる」もそうですが、
Teams がある程度活用されてたくさんのチームがあることを前提として、その中で「自分でカスタマイズして必要な情報を得る (不要な情報は得ない) 」という UI・UX になっている傾向を感じます。
Teams の個人設定マニュアルとかニーズあるかな、あるよな、時間できたら作ろっと。