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積んでる毛糸を語る(ニッティングバード編その2)

積んでる毛糸を棚卸しながら語ります。


ニッティングバードのオリジナル糸

ニッティングバードさんは、一期一会糸や編み機用工業糸以外にもオリジナルの糸を複数発売していて、それもかなり個性的。
指編みならぬアームニッティング(腕編み)向けの超極太スライバーヤーン「わくわく」とか、靴下用ゴム糸「すると」とか。

この二つを挙げただけで、糸だけでなくその名前も個性的なのがわかる…。

私が持っているオリジナルヤーンは「いつも」と「あたかも」の2つ。

シルクモヘヤ「いつも」

モヘア なのか モヘヤ なのか…。

上質なシルクモヘヤで色展開も32色と豊富。
本当に肌触りが良いので、シルクモヘヤに関してはニッティングバードさんの「いつも」か、シルクハセガワさんの「SEIKA」で良いんじゃないかな、って感じ。
色展開も微妙に異なる色合いをカバーし合っているし…。

この「いつも」、肌触りが良い上に、実店舗やイベントによっては量り売りがOKなのがありがたい。

良い糸なのでお値段もそれなりだが、作りたいものがはっきりしていればそれに合わせた分量だけ買えるのとてもよい(最小単位は20gだったかな?)

現時点で私が持ってるのはこの1色だが、買い足さないのは「量り売りできるから、必要な時に必要なだけ買おう」と思っているから…。

最近スティーブンのショールでモヘア使うやつ増えてきているから、そろそろ出番かもしれない(言うだけ)

和紙×レーヨンラメ糸「あたかも」

これは完全に積み糸である(笑)
小物やアクセサリー編まないのに、この糸を買ってしまっている…。

まるで金属ワイヤーのような見た目だが、実際には和紙とレーヨンの糸なので、金属アレルギーの人も安心してワイヤーアクセっぽいのを身につけられる、という。

前述の通り、アクセサリーとか作らないのでこの糸が発表されても買う気はなかったのだけれど、イベント販売で実物を触ったら面白そうで買ってしまった。

見た目に反して柔らかいと商品説明はあったが、その説明から想像する以上に柔らかい糸。
糸を引き出すとテロンと垂れる感じ。
なるほどこれは編める「糸」だな…という驚きがあって、試しに編んでみたくて購入。
何を編むのかは考えてないのに三色も!

色展開も増えていて、なかなかニュアンスのあるカラーが揃っていて全部欲しくなってしまうのだが、なんせ編むものが決まっていないし今後きちんと使う見込みもないしな…!

お花の立体モチーフとか編んだらコサージュっぽくなって面白いのかなと思うけど、糸の柔らかさがあるからワイヤーで編むほどパリッとはしないのだろうな…(まず編んでみればいいのに…)

ちなみに、みかんネットに入れられているのは、こうしないと糸がスルスルとコーンから落ちてしまうから。

タグは購入の際に「全部素材も太さもおなじなので、タグ1つで残りは回収させてもらって良いですか?」と言われてお返ししました。
タグもタダでは作れませんものね。
いずれ処分されるなら回収して再利用の方が良いよな。

ちなみに最近類似の品が別メーカーから出たみたいなのだけど、使い勝手はどんなもんでしょうかね…。

「あなただけの一期一会糸」

ニッティングバードさんの糸で手持ちの最後はこの3本。

福箱販売時のキャンペーンで、SNSにタグつけ投稿をした福箱購入者から抽選で、オリジナルの一期一会糸300g分をオーダーできるという企画。

忘れた頃にDMが来ていて、慌てて抽選動画確認したら確かに当選していた。

オーダーはこんな感じで出してみた。

濃い緑をNGにしたり、粉雪のイメージ指定でポンポンな感じの糸を排除しにかかっているのは、当時持っていた引き揃え糸にそれがあって、使わなそうかな、と思っていたから。

この私のオーダーを受けて作られた糸がこれ。

見事。

粉雪イメージの糸


粉雪のやつなんて色の入り方が実に理想的。
白のモヘアを足しても雪っぽさが出て良いかもしれない。

菖蒲やツユクサの色のイメージ

菖蒲やツユクサのイメージで作ってもらった糸は、まさかの和紙の変わり糸が入って驚きだった。
和風っぽさがなかなか他にない感じに仕上がっている。

新緑イメージ

新緑イメージの糸も、キラキラした感じが木漏れ日の印象も受ける素晴らしい引き揃え。

100gずつで使える良い小物が思い浮かばないというのもあるけれど、何よりもったいなくて使えないでいる糸。
まだまだ当分は眺めて楽しむ感じだなぁ。

他に当選した人はどんな糸を作ってもらったのか気になる。


以上が私のニッティングバードさんの在庫糸。

ちなみに、持ってないけど、傘のふさ耳アップサイクル糸「まさか」が気になってる。
雑貨的なカゴ編んだりするのにすごく良さそうなのだけれど、まとまった量の確保が難しそうで、店頭でもこれという色柄を量確保できず見送り続けている…。

私がニッティングバードさんを知った頃はまだそんなに手に取る機会のなかった工業糸、今はだいぶ手に入れやすくやってきていると思うけれど、そんな中でやはりニッティングバードさんは量り売りの販売があるのが工業糸に手を出しやすくしていて良いと思う。

店頭に並ぶ糸も時期によって変わる、まさに一期一会だと思うので、引き続きチェックしていきたいショップです。

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