自分の「ワクワク」をデザインする
工夫してABテストを習慣的に行うことで楽しくサービスを成長させられるようになったことについて書こうと思います。
期待以上の効果が出ると楽しい
皆さんの仕事のモチベーションは何でしょうか。
たくさんの人に使ってもらうこと、ユーザーに喜んでもらうこと、単純にモノ作りが好き、色々あると思います。
私の場合は、自分が立てた仮説が当たって、予想以上の成果を上げた時が一番楽しい瞬間だったりします。
分析をして課題を発見し、それに対して仮説を立てて検証した結果、それが予想通りだったり、大きな成果につながった時などです。
そんな自分の特性を活かし、ABテストで仮説検証を習慣的に行うことで、持続的に仕事を楽しめるようになりました。
気軽に試せて早く結果が出るものが望ましい
ABテストをする上で、テストをするまでの工数が膨大だったり、テスト結果が出るまでに何週間もかかると飽きてしまうし、モチベーションも持続しません。
すぐに試せて早く結果が出ると、小さいサイクルで改善が回せるので飽きませんし、サービスの成長を早く感じられます。
私の場合は、アプリのデザイナーなので、よく画像の訴求効果をGoogle Developer ConsoleのABテスト機能を利用して検証しています。
素材を用意しさえすれば、5分もかからないでABテストを開始できるのでオススメです。
自分のワクワクをデザインしよう
私は、ABテストを仕込むのは週末であることが多いです。
開始してすぐには結果が出ないので、金曜日にテストを開始し、土日は結果を見ずに過ごします。
すると、どんなに寒い月曜の朝だろうが、結果が気になって仕方なくて会社に行けてしまいます。
休みの前でなくても、プロダクトAで試したいことがあるけど3日くらい気の乗らないプロダクトBに専念しないといけない時などに、プロダクトAのテストを仕込んだりするのも良いです。
自分のモチベーションが下がりそうなタイミングで、ワクワクするような仕掛けを作っておくと持続力がアップします。
結果は次の楽しみにつなげる
ABテストの結果が出たら、それで終わりにするのではなく、なぜうまくいったのか・いかなかったのか、次はどうすると良くなるのかをしっかり考えるのが大事です。
PDCAのCAの部分ですね。
しっかり振り返りを行うことで、次の楽しみのタネが生まれ、持続的に楽しみながらサービスを成長させることができます。
また、うまくいった施策に関しては、どんどん横展開して成果を上乗せすることもできます。
例えば、アプリのストア画像でうまくいったものは、ウェブ版のバナーでも使ってみるなどです。
こうすることで楽しみがどんどん増えていきます。
自分の楽しいことでサービスを成長させる
私は仮説検証自体を楽しいと思うタイプなのでもちろんABテストは楽しいですが、他の様々なタイプの人も楽しめるものだと思います。
例えば、イラストを描くのが好きで、描いたイラストにユーザーがリアクションしてくれるのが楽しい人は、バナーのイラストでユーザーのモチベーションを向上させられたかどうかをCTRをKPIにして検証したりすることができます。
自分は何をするのが好きでどんな反応を得られると楽しいのか、それをサービスの成長に関連づけられないかを考え、持続的に続けられる仕組みづくりをすることで、夢中になってサービスを成長させていけると思います。
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