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#10 地獄でなぜ悪い/ロングコートダディ単独ライブ「じごくトニック」
こんばんは。
ぽりです。
7月にロングコートダディの単独ライブ「じごくトニック」を、
配信で見ました。
なので今更ですが、感想を残しておこうと思います。
恥ずかしながらロコディにハマったのはここ数ヶ月なので、
単独をやると知った時には、
もう劇場チケットは売り切れていました。
ロコディ最近ハマってるし、
配信期間伸びたし、買ってみようかなー
みたいな、軽い気持ちで買って見てみたんですけど、
見終わったあと、もう自分でも引くくらい泣いてました。
そして、星野源の「地獄でなぜ悪い」という曲を思い出しました。
嘘でなにが悪いか 目の前を染めて広がる
ただ地獄を進む者が 悲しい記憶に勝つ
社会人になって、
「社会、思ってたんと全然違う!」っていうことが多すぎます。
みんな自分のことしか考えてないし、
同じ給料もらってるのに、信じられないくらい雑に働いてる人いっぱいいるし、
自分こんなに頑張ってるのに、
運がいいあの子ばっかり評価されてるし。
なんか、最近暗いニュースも多くて、
殺伐とした気分になって。
でもそんなダークな自分に嫌気もさして。
でもこの世って地獄なんだな、と思ってしまえば、
どれも自分の精神鍛えて、自分がさらに大きくなるための「火炙り」なんだな、とか、
精神鍛えるための「針山」なんだな、
なんなら辛い出来事上等!!!みたいな、
自分の底力のようなものがじわじわと湧いてくる気がしませんか?
そんな心持ちを「じごくトニック」と「地獄でなぜ悪い」から、
教えてもらいました。
明日からも地獄の日々ですが、
地獄を超えた先に何かあるんじゃないかなーなんて、
甘い気持ちで、これからも頑張っていこうと思います。
一応それぞれのネタの感想も。
①厳格おとうさん
兎少年も、堂前お父さんも可愛いのに、
ワード強すぎて、その違和感に笑いました。
②時をかける兵藤
「未来で待ってる」のところ…!不覚にもときめいてしまった。
イケメンで、期待させたくせに、その後のすかしよ、、、
見ている全員が「おぉぉぉい!!!」ってなってたと思います。
③カットステーキランチ
もう素のロコディなんじゃないか??
笑う感じにしておいて、最後一気に切ない展開。
兎さんにしかできない、あのなんとも言えない切ない表情と、
それに笑っちゃう堂前さん。
④ヤンキー大敗
この切なさは、兎ヤンキーにしかできないんだろうなと思った。
ワードセンスも光っていた。
⑤脱がせてもらってる時間は時間に含まれてないと思ってたでござる
コントタイトルそのまますぎて最高。
明転したときの絵面が強すぎて、
その後だんだん状況がわかって、じわじわ笑えた。
短いのにここまで爆笑を掻っ攫うあたり、さすがだなと。
⑥魔物
堂前mgにキュンキュンしまくり。
こういうこと本当にありそうだからこそ、
健気な堂前さんと兎さんの気持ちが伝わってきて、
なんとも言えない気持ちになりつつ、めっちゃ面白かった。
⑦じごくトニック
「こっちの地獄でもう一回頑張ってみたいんです」
「しんどいくらいが楽しいんちゃう?」
本当に心に染みるコントだった上に
所々でしっかり笑わせてくれる素晴らしい作品でした。
がんばれ、とか
人生楽しんだほうがいいよ!みたいなこというものってたくさんあると思うんですけど、
「じごくトニック」は
人生辛くても、それくらいが丁度良いな、と、
そっと背中を押してくれる単独ライブでした。
おわり。