#08 人生は「濁り」だ。/Mr.Children「I love U」
こんばんは。
ぽりです。
わたしはMr.Childrenが大好きです。
小学校5年生の時に「声」のライブ映像を見て衝撃を受けて以来なので、
もうファン歴13年くらいです。
「ミスチルが好き」って言うと、
「えーどの曲が一番好き?」って聞いてくる人いませんか?
その質問許せないんです。
…だって選べるわけないじゃないですか!!!!
なのでわたしはそういう時、一番好きなアルバムを言うようにしています。
(これも十分選ぶの難しいんですけどね)
で、一番わたしが好きなミスチルのアルバムは
「I love U」
です。
「CANDY」「Worlds end」「Monster」などなど、
名曲揃いですし、
なんか全体的に色気のある曲が多くて元々好きだったんですけど、
2019年の「against all gravity」の時に、
このアルバムについて桜井さんが、
「自分ひとりだけで色々な大物アーティストと一緒に仕事するようになって、言い方悪いですけど『綺麗な仕事』が増えたんです。でもやっぱりミスチルに戻って来たときに、ここがホームで、ぐちゃぐちゃしてて、でもそれが何より安心した。」
みたいな話をされてて(記憶の限りこんな感じだったはず)
その「ぐちゃぐちゃ」がアルバム内の曲に共通しているし、
表紙のトマトもそれを表してるのか、と思って、
さらにこのアルバムが大好きになりました。
人間ってそもそもそんな綺麗なはずないですよね。
「靴ひも」の
「君の絵の具で濁った僕がいい」
「愛しくて 切なくて 君の色で濁っている
その部分が 今一番 好きな色 僕の色」
の歌詞とか、まさにそれだなって思います。
人生って色々な人の色と混じり合って濁れば濁るほど、
その濁った色を愛せれば愛せるほど、
豊かになるんだなぁと、
「I love U」のアルバムから知ることができました。
わたしも人の人生を濁らせることのできる人になりたい。
おわり。