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愛と寂しさ
実家に帰った。
父“今から出かけるけど、食べ物とか何でも欲しいものないか?”
私“うーん。食べ物たくさんあるしなぁ。いいよ。”
父“アイスとかは?”
私“アイスはいいかな”
父“じゃあ飲み物は?”
私“お母さんがルイボスティー沸かしてくれてるから大丈夫。”
父“……なんかないんか?🥺”
私“うーーーん。じゃあ、ノート1冊ほしいな。幅狭いのがいいな。”
父“わかった!!!”
まだ父は帰ってこないけど、父が買ってくれたノートに何を綴ろう💭
まだ決まらないけど、大切に大切に使いたい。
私の父は決して私に甘々な訳ではない。
でも、私が困っているときはすぐに駆けつけて色々してくれる。行動力がすごい。
そしてたまに今日のように私に対してどうしても何か買ってあげたい、してあげたいという感情をまっすぐ向けられることがある。
これが親心なのだろうか…?
ありがたい限りだし、なんだか、父が家を出てったあと胸がいっぱいになり泣き出しそうになった。
私は何歳になっても、自分で働くようになっても、1人で暮らすようになっても、変わらず父の娘なんだなって。
感謝の気持ちを蔑ろにせず、大切にしたいな。
話は変わりますが、父は何より母(妻)のことが大大大好きで、結婚して32年経つ今もいつも母のことが好きで仕方がないようだ。母にはあしらわれているけど、母も母でお父さんを大切にしているのはわかる。
いつも2人でずっと笑ってるし、本当に遠慮のかけらもない関係。
微笑ましくて何より。
そんな父は少し前、体調が優れず、精密検査を受けることになった。
1週間くらい休みをとっての大掛かりな検査。
入院はしなかったけど、結果が出るまで母は気が気でなく、癌だと思い込み、父の顔を見るたびに涙ぐんでいたとのこと。食事も喉を通らなかったみたい。
いつ父が発作など異変が起きても気づけるようにと、一緒にお風呂に入り、寝る時も手を繋いで寝たとのこと。
※普段は父のイビキに耐えられず別室で寝ています
結果、癌などではなく、大きな病気でもないとのこと。よかった。
でも、喉にはずっと違和感があるみたい。
何もないといいな…。症状がなくなるといいな。
母も表情が明るくなりご飯も食べられるようになった。
よかった。
これからも夫婦仲良く笑って過ごしてほしいな。
最近、愛することについて書かれた本を読んでいるのですが、ほんとに難しい…。
読むのを何度も中断してしまっている。
固くてなかなか自分の中で理解、咀嚼ができない🥲
私はまだ愛するという言葉を完全に理解、消化できないけど、
でも、私の両親は愛し合っているな、と思う。
自信がある。
そして、私もまた両親に愛されているなと思う。
友達からも、彼からも。noteで交流していただいたいるみなさんからも。
たくさんの愛をいただいていて感謝しかないです😭
そんな私ですが、寂しさもよく感じます。
こんなに満たされてるはずなのに不満?に思う自分にがっくりくることもあります。
寂しさが解消されて笑顔になって、またしばらくして寂しさを感じて泣きそうになる。
私の人生はその繰り返し。
きっと、今後も寂しさと共に歩んでいくと思う。
でも、最近ひとつ思うのは、やっぱり寂しさがあるからこそひとつひとつの幸せや愛に敏感になれてるんじゃないかな、ということ。
寂しさと愛、どちらもあるから私は自分と向き合おうとできるんだと思う。
これからも寂しさを否定せず、周りの愛に感謝して、生きていきたいな。
最後まで読んでいただきありがとうございました!