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嫌いな人がいないって偽善?

嫌いな人がいないんです。みんな本当に大好き。そう言うと必ず「そんなの嘘だ」って言われます。偽善者のように言われます。それで痛い目にあってからは、その話題に触れないようにしてました。

先日YouTubeを見ていたらDalyの堀江さんがショールームの前田さんに「前田さんは、すごく良い人で誰にでも感じがいいけど、こんなに良い人間がいるはずはないと思っていて、少し疑ってるんです」というようなことをい言っていました。

前田さんは、「良い人とかじゃなくて仕事をする上で目の前の人を好きになる必要があって、訓練したんだ」と言っていました。

タクシーに乗ったら、乗っている30分の間にその運転手のことを好きになるっていうトレーニングをしたんだそうです。

例えば、タクシー運転手の名前が二郎だと、きっと上にお兄さんがいて、この二郎くんが生まれてくる朝は、お父さんと長男の一郎くんが病院の廊下で不安そうな顔で二郎くんが生まれてくるのを待っていたんだろうとか想像すると、とても愛おしく思えてくるんだ。自分も次男だから共感できるものを探すのも良いと話していました。

なるほど、元々嫌いな人がいなかったわけじゃないと知れば、とても共感できる話になって人に受け入れてもらえるんだなと思いました。前田さんは、とても素直な人でそんな事も包み隠さず正直に話すところが、とても好感が持てるところだと感じました。

私のように嫌いな人がいないという事を話すだけだと、違和感を受ける人が多いと分かりました。なるほど伝え方の大切さを実感しました。

人に言われた言葉にクヨクヨしたり、心痛めたりした時は、その人のことを嫌いになるし、腹も立ちます。職場にそんな人がいたら毎日が辛いですよね。私もそうでした。

そんな私が、それでも、生きるためには、嫌いな人間関係をどんな関係にしていかなければならないかと考えた時、前田さんと同じように目の前の人を好きになるための努力をしてきました。

今では、そんな事すっかり忘れて人間が大好きだ、みたいな事言ってますが訓練してトレーニングしてできるようになったのです。

私の場合は、目の前を好きな人と思って自分で自分に催眠術をかけるように思い込ませた感じでした。初めは演技でもだんだん本物になってきます。

できるようになれば、とても、人間関係が楽になります。一度できればいつでも誰に対してもできますのでぜひやってみてください!

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