かき氷を食べに行ったときの話
ここ数日、何かにやられていた。
私が感じたことがないような感情に襲われていた。
今は大丈夫になったが、大丈夫になったきっかけを今日は書いていきたい。
羽島市にある最近できたかき氷に行くために岐阜市内から電車で岐阜羽島駅まで行き、南へ歩き約1時間半して目的に到着。
内装は和風でどこか懐かしさを覚える感じでした。ゆったりとでき、檸檬味のかき氷をいただきました。果肉入りというシロップがアクセントになっていて簡単にペロッといただきました。
お金を払い、ごちそうさまと店を出るとそこにいた1人の男性が私に声かけてきてくれました。
「かき氷はおいしかったですか?」
と私は美味しかったと伝えました。話を聞いてみるとかき氷店の店主のお父さんだという。
息子さんの話を織り混ぜながら、自分は布団店で取締役をしていることやかき氷店がここまでやっていくのに大変だったということを教えていただいた。
お父さんには息子さんが2人おり、1人はかき氷の店主、もう1人はお父さんの布団のお店で働いているそうだ。もともと、布団店を無理についでもらおうと思っていることはなく、むしろ新しい道を見つけたのであれば応援したいという。
そんな話を聞いて、私は初対面なのに今悩んでいることを言った。いや、正確に言うといつの間にか言ってしまっていた。仕事に対して悩んでいること、この先が見えなくてどうすればいいのかということ。
それを聞いて、お父さんは一言。
「悩んだっていいんじゃないか」
今は昔と違って時の移り変わりが早い。ついていくことが難しすぎてこの先どうなるのかわからないのは当たり前。だから、悩んだって問題ない。もし、合わなかったら辞めるという選択肢もあるよと。
ただ、「今できるところで誰よりも負けないものを1つでもいいので作りなさい」と。
例えば、会社を5回転職してそれぞれで誰にも負けないものを1つでも作ることができたら、5つできる。それは大きいものになるでしょと。
若いうちは多くの経験を得て、30歳ぐらいまでに決められたらいいよと言われた。
私はハッとした。悩むことをマイナスととらえていたから。悩むのなら悩んだってもいい。それを糧にして今できることを一所懸命にすることが大切なのではないかと。私が今、ここに配属された意味を考えて誰にも負けないものを作ることが大切で、それがいつか振り返ったら役に立つと思えた。
ここからは余談になるが、なぜ、私に話しかけたかというと決してアクセスがいいとはいえないお店に若い人が1人で夕方遅い時間で来たことが気になり、声をかけたそう。話し込んでしまい、羽島市内まで送るよといわれぐらい仲良くなった。(今回はこのあと、予定があったので断ってしまいましたが。)今度は布団を新調しに行こうかな。
私は希望した配属先ではなかったのですが、これも人生のいたずらだと思って、勉強していきたいですね🎵
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