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【続報】レベル3.5飛行

ドローンのレベル3.5飛行については2度取り上げさせて頂きました。
レベル3.5飛行の新設!?
【速報】ドローン,レベル3.5飛行新設#2
本日、ついにレベル3.5飛行の承認がされた実証実験が行われますのでお伝えしていきます。


レベル3.5飛行の目的

ドローンのレベル3.5飛行のおさらいです。レベル3.5飛行は今までレベル1〜4で分けてきたドローンのレベル3飛行に該当するものを実用的に進化させたものになります。

立入管理措置の撤廃というのが1番大きく、例を挙げますと今までは安全のために道路で自動車が走っている場合は一時停止させていたものを車を一時停止させずに飛行が出来るようになると言う制度です。ドローンの国家資格を保有している人でなければこのドローン飛行許可は出ません。

今までは補助者を配置したり、看板を出して注意を促したりしておりましたが、不要になり人件費も削減できます。

実際に日本で初承認されたレベル3.5飛行の内容をお伝えします。

日本初のレベル3.5飛行

レベル3.5飛行の初承認を受けたのは、NEXT DELIVERYさんです。北海道上士幌町でドローン配送を実施するためです。今回の飛行内容はフードデリバリーと新聞の配送です。

使用する機体はAirTruckという配送用のドローンになります。最高時速が36kmです。フードデリバリーの往復距離が17kmで飛行時間が約34分、新聞配達の往復距離が9.8kmで飛行時間が約22分となっていますが、AirTruckの最大飛行時間が50分のため1度バッテリーを変えての飛行になるでしょう。

本日の北海道上士幌町の天気を見ると晴れになっているため、ドローンが実際に飛行したと思われますが、まだ情報が出てないないため続報を待ちましょう。

まとめ

ドローンのレベル3.5飛行では国家資格保有者でなければならないという条件があります。国家資格を安く取る方法もこちらで記事にしておりますのでご参考にしてください。急激に拡大するドローン市場に比例して様々な事例が挙げられていきますが、まだ事例が少ない状況です。

事例が増えるに連れ、法律や規制が複雑化されていくと予想されます。ドローンの国家資格が制定されて1年ですが、複雑化される前にドローンパイロットの皆様は国家資格をお早めに取得されることをお勧めいたします。

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