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第二級陸上特殊無線技士取得まで~FPVドローン~#01

Avata2の登場でゴーグルをし、臨場感あふれる映像を撮りたいという方が多いのではないでしょうか?筆者もFPVドローンを飛ばすために無線の資格を取りたいと考えています。資格取得までの道のりと実際に飛行させるまでの道のりを皆様にシェアしていきます。

2024年11月最新情報のドローン国家資格保有者数やドローン学科試験の合格率などが記載してある記事はコチラ


FPVドローンを操縦するのに必要な資格

FPVとはFirst Person Viewの略称で、一人称視点の事を指します。FPVドローンの場合は空撮しながら、飛行しているドローンから見る景色を体験しながら撮影が出来ます。ゲームでFPS視点というのがあるので、ピンとくる方はいるのではないでしょうか。

FPVドローンを日本国内で飛行させるには以下の資格が必要です。

  • 二等無人航空機操縦士(基本+目視内限定変更)

  • アマチュア無線技士第4級

  • 第三級陸上特殊無線技士

FPVドローンはゴーグルをして飛行するため、ドローンの国家資格である二等無人航空機操縦士と目視内限定変更が原則必要になります。また通常のドローンは2.4GHz帯の電波使用するのに対し、FPVドローンは5.8GHz帯の電波を使用するために資格が必要になります。

2.4GHzは電波の仕組み上、リアルタイムではなく若干遅れての準リアルタイムのでの映像がゴーグルに映ります。5.8GHzはリアルタイムで映像が流れるためそれが楽しいという方がいます。それは資格を取って操縦した方の醍醐味です。

といいつ、資格はまったく持っていなくてもFPVドローンの飛行はある条件下で可能です。ですが、法律に則りお仕事として映像の撮影をしていく方であれば、企業様からのご依頼の場合、資格が求められるのは当然のことです。

陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士の違い

FPVをやるのに調べたらアマチュア無線技士第4級と第三級陸上特殊無線技士の2つあって、どっちを取得して良いかわからないという方は"営利目的"で資格が活きる"第三級陸上特殊無線技士"の取得を狙いましょう。

違いはビジネスで活用するかどうかでして、個人的趣味であれば、アマチュア無線技士4級の取得で構いませんが、ビジネスや副業としてFPVドローンを活用するのであれば第三級陸上特殊無線技士の取得が必要です。

FPVドローンを飛ばすためにお勧めの資格

これは個人的な観点ですが、FPVドローンを飛ばすのに第三級陸上特殊無線技士を取得するのであれば、第二級陸上特殊無線技士をお勧め致します。
できる業務に大きな違いや年収の違いもありませんが、二級の方が三級よりも幅広い業務が対応可能です。

合格率は第二級陸上特殊無線技士は平均84.5%、三級陸上特殊無線技士は平均85.9%と多少の違いです。また試験の費用も5,600円と同額です。そして合格のための勉強時間は8時間と言われております。

同じ試験費用、同じ様な試験範囲、同じ様な難易度であれば1つ上の資格を目指すメリットしかないと考えています。

第二級陸上特殊無線技士に加え、二等無人航空機操縦士の目視内限定変更の資格取得が必須ですが、一等無人航空機操縦士+目視内限定変更が良いのではという方向けに別途こちらはご説明させて頂く予定です。

まとめ

資格不要!と言われておりますが、何か問題が起きると規制が厳しくなるのが世の常でドローンの国家資格もまだ簡単と言われているうちに資格取得をお勧め致します。現にドローンの一等、二等の学科試験も少し難易度が上がってきている様です。

筆者はバリバリのFPVドローンパイロットを目指しているわけではありませんが、資格の準備、事業としてFPVドローンを捉える方のNAPAドローンアカデミーでFPVドローンパイロットを目指す方の包括的なサポートができる様になれればと思っております。

お問合せ

当スクールではドローン一等、二等無人航空機操縦士の国家資格取得コースや昼間、目視内限定変更の講習+修了審査に対応しておりますので、HP、LINEインスタからお問合せください。note限定の割引もありますので、必ずnoteを見てとご連絡ください。

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