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ウチの父ちゃんから学ぶお金の話

おはようございます!
凡人サラリーマンと言いつつ、周りから変人扱いされている、うたたねです。
#変人サラリーマン

さて。
今日は『ウチの父ちゃんから学ぶお金の話』というテーマで話したいと思います。

先日、キングコングの西野亮廣さんが久しぶりにビジネス書を出すと発表がありそのタイトルが『夢と金』です。
とてもインパクトのあるタイトルです。
その書籍の仮前書きが西野さんから発信されました。

「夢か?金か?」という議論を君の周りの連中は繰り返すだろう。耳を傾ける必要はない。あんなのはすべて寝言だ。
夢と金は相反関係にない僕らは夢だけを選ぶことはできない。お金が尽きると夢は尽きる。これが真実だ。
もしも君の親や先生が「お金の話はするな!はしたない!」と言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい。
もしもあなたが子供達に対してそのような言葉を過去に一度でも吐いたことがあるのならば猛省し、子供達に正面から謝罪した方がいい。
日本の自殺率、自殺の原因、犯罪の動機をみるとそれがいかに残酷な言葉なのかが分かる。
あなたの言葉は自殺と犯罪の後押しだ
あなたの言葉は夢を殺す作業だ
なぜあなたは夢を諦めた。
なぜあなたは他人を妬む。
なぜあなたはいい年して不毛なアンチ活動に励む。
答えは分かっているだろう。
だったらなぜそれを子供達になぞらせる。
逃げるな!
今この国に足りていないのは希望だ。希望を持つためには夢を語る必要がある。そして夢を語り続けるにはお金を学ぶ必要がある。
子供はもちろん、子供に背中を見せないといけない大人もだ。
「金の話ばかりしやがって」というのなら分かった。
だったら僕より大きな夢を語り、行動している人間をここに連れて来てくれ。
それができないのなら話を聞いてくれ。
耳障りのいい話はしない。
夢を繋ぐ為の本当の話をする。
80分あれば十分だ。

キングコング 西野亮廣

これを聞いて、僕が周りに笑われながらも今活動している理由が少し見えてきました。
タイトルは『ウチの父ちゃんから学ぶお金の話』としましたが、実は一切お金について教えてもらえなかったんです。
だからこそ『お金の知識がないと苦しい』ということを学ぶことができました。
なので、「そんな思いを娘にさせてたまるものか」と必死になっているわけです。

せっかくなので、今回は僕が入社した(当時18歳)の時の話をしたいと思います。

ではでは

誰も何も教えてくれない中、色々決めさせられる

僕は宮崎県の田舎から、1人で愛知県の自動車会社に就職した。
当時このとは鮮明に覚えています。
理由は、見たことない都会(正確には修学旅行で東京を見たことある)に胸をおどらせ、同時に不安な気持ちを持ち入社からです。

寮に入った僕は、部屋を案内され送られた荷物を広げて準備をして次の日には入社式でした。

入社式をすませて、僕達新入社員は体育館に集められた。(入社人数が多いからだ)
そこで行われた光景を今でも忘れられないんです。

自慢ではないですが、僕の会社は有名な大企業で誰もが「信頼できる」と思っています。
そんな会社が、ずぶずぶの保険の勧誘をほぼ強制的に行うわけです。
あんなの『知識がない』人はほぼ入ってしまうシステムです。

さらに、『企業型確定拠出年金』も決めさせられるのですが、あれも酷かった。
「日本の債券が一番安心、次に日本株、その次は外国の債券、一番リスクがあるのは外国株」という説明。
雑で間違った情報を伝える恐ろしさ。
しかも、十年以上たった今でもこの説明を続けている
#もはやホラーです

さらに、親戚の保険会社勤務の人から保険の勧誘もあり、さすがにそれは断ったのですが、ならばと「お金が増える貯金だから」と『個人年金』を進められました。

個人年金は毎月1万円を12年間続けました。
辞めた理由は、お金の勉強をして「株に投資した方がいい」と考えたからですが、辞めた時に衝撃を受けました。
なんとお金が減っていたんです。
恐ろしくないですか?
10年間お金を貸してお金が減っているというまか不思議な現象が起きてました。
#世にも奇妙な物語

そして、最後に僕を苦しめたのは『車の購入』です。
自動車会社ということもありますが、「1人1台は持っていてあたりまえ」という雰囲気があり入社早々(厳密には入社して5ヶ月後)に車を購入しました。
周りの先輩に相談をしましたが、今思うととても雑なアドバイスを受けていました。(当時は丁寧だと思っていた)

さて。
そんなこんなで、月々の支払いが増えていった僕に襲ってきたのは『リーマンショック』でした。

『耐えろ』としかアドバイスできない

車を買う前(2008年9月15日)に『リーマンショック』は起きていたのですが、その情報すら知らなくて、僕の生活に支障がでたのは10月のことでした。
生産台数が極端に減り、残業も無くなり、仕事が休みの日も増えてきました。
もちろん収入は激減し、10万円以下の手取りから支払いをしないといけない状況が半年ほど続きました。

多くの同期が辞めていき、僕も正直「会社辞めようかな」と父に相談しました。

そこで父は、「今耐える時期だ。せっかく大企業に就職できたんだから」と言い続けました。

父のアドバイスは「大企業は安泰。だから今は耐えろ」の1つのみ…

娘にあんな思いをさせるもんか!

『屈強に耐える』ということは大事だと思いつつ、耐えるだけではもったいないと思っています。
あの時(リーマンショック時)、自分の支払いを見直す『保険を辞める』『個人年金を辞める』『車を手放す』ことをして、投資にお金を回せていたら…
あの時、副業を育てる『ブログ』『SNS』を始める重要性を知っていたら…
タラレバですが、そんなことを思ってしまいます。

僕が今NFTに触れる理由は今まさにそこにあります。
NFTはどうしても、投機目的になってしまいますが『手段』として知っていた方がいいと感じています。

十年後、今よりも厳しい環境で社会に出る娘に相談された時に『お金の知識』や『NFTという手段』を伝えて一緒に乗り切る手立てを考えて行ける人になりたいと思っています。

今日の話が誰かのお役に立てれば幸いです。
ステキな一日をお過ごし下さい。




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