民間の医療保険は不要。日本の健康保険は優秀なので、貯金と高額療養費制度でカバーすべき
おはようございます。
妻の手作りシナモンロールにドハマり中の、うたたねです。
#天才かよ
さて。
今日は『民間の医療保険は不要。日本の健康保険は優秀なので、貯金と高額療養費制度でカバーすべき』というテーマで話したいと思います。
「貯金ができない」という方のほどんどが、『細かい無駄な出費』が多いです。
僕自身も昔はそうでしたが、「たったこれだけなら」を削るだけで、びっくりするほどお金は貯まるので、是非参考にしてみて下さい。
ではでは。
僕達の給料から引かれているものを見直す
「給料の総支給額はこんなにあるのに、手取り少ない。税金高いよ」という発言をいろんな方から聞きますが、引かれているものは税金だけではありません。
僕達が自覚はなくても皆が必ず払っているものが、『税金』と『社会保険』です。
【税金】
国や地方自治体に対して、法律の下で支払わなければいけないお金
【社会保険】
年金・医療・介護など、公的な保険のために支払わなくてはいけないお金
自分が払っている『税金』と『社会保険』の内訳を確認したことはありますか?
例えば僕は、総額約76000円の内、税金は約24000円、社会保険は約52000円でした。
「税金高いよ」「税金め!」と多くの方が税金を嫌うあまり、税金の方にしか目がいっていないのですが、倍の金額以上は(僕の場合)社会保険に支払っているんです。
要するに、毎月引かれている控除額の3分の2は『いざという時の備え』となっています。
日本の健康保険は手厚い
僕達が毎月支払っている『社会保険』ですが、その内容をしっかりと理解している人は少ないと思います。
大きく分けると4つあって、『医療保険』『年金保険』『介護保険』『労働保険』となります。
【医療保険】
医療費の負担が3割になる。
その他に、高額医療制度(月の医療費が高額になったら後払いでお金が返ってくる制度)や出産一時金など。
(社会人は健康保険、フリーランスは国民健康保険)
【年金保険】
いわゆる、老後にもらえる年金。
その他に、障害認定を受けて働けなくなった場合や、自分が死亡した場合にも、各種年金がもらえる。
【介護保険】
介護が必要になった時に、サービス料の負担が原則1割負担に。(保険料の支払いは40歳から)
【労働保険】
雇用保険
失業、育児、介護などでの休職中や教育訓練に給付金が出る。
労災保険
仕事中などに病気やケガをした時に給付金が出る。
細かい内容まで書くと読むのが辛くなるので割愛させて頂きますが(僕もしんどいですし)大まかな内容だけでも社会保険の手厚さはお分かり頂けると思います。
全員民間保険に入り過ぎ問題
さて。
小難しい話が長々と続きましたが、要するに、僕達が支払っている控除額の3分の2は社会保険料で(ほとんど税金だと思っている人が多い)そのおかげで、いざという時は手厚い保証が受けられるわけです。
ではでは
そんな手厚い保険の費用を払って、文句を言い、内容も理解せずにさらに民間保険に入り「ふぅ~。これで安心だ」と矛盾したことをしている人はいませんか?
公的保険を知ってから、民間保険を見直すと大きな節約になります。
#ここ大事なのでテストに出します
保険の営業マンが必死になって保険を進めてきますが、その本音は「保険会社社員の給料を下さい」です。
「親戚の人に言われたから」と言い保険に入る人もいますが、その人にお金を払いたいなら直接払った方が効率が良くて、その親戚の人+親戚の会社にもお金を使う必要は全くありません。
#そんなお金があるなら募金しよう
中には貯金型保険というものもあり、「貯金もできるしお得」をウリにしているものもありますが、これが一番危なくて、加入者の支払っている金額の内、保険会社が手数料としてかなりの金額を取られています。
しっかりと公的保険を理解して、本当に必要なら最低限の民間保険に入りましょう。(ほとんど必要はない)
間違っても、貯金と保険をまぜてはいけません。