リアクションは3割増し。リアクションを制するものはコミュニケーションを制す
おはようございます。
隔離期間が明けて、久しぶりの出勤で少し足が重たい、うたたねです。
#これが引きこもりの気持ちか
さて。
今日は『リアクションは3割増し。リアクションを制するものはコミュニケーションを制す』という話をさせて頂きます。
コミュニケーションが苦手という方のほとんどが、リアクションを間違っています。
「たかがリアクションでしょ」「正直にリアクションするべきでしょ」というリアクションにたいしてなめた態度を取る方も多いですが、その『たかがリアクション』で大きな損をしています。
この記事で、リアクションについての意識を変えていきましょう。
ではでは。
リアクションで自分の気持ちを伝える
リアクションの大切さに気が付いていない方は、『自分事』と見れない人が多いのかもしれません。
実際に自分が、どのようなリアクションをされたら嬉しいですか?
『反応しない』『声が小さい』『つまらなそう』『硬い』などといった態度を取られて、「嬉しい」「もっと話したい」という方はいないと思います。
#いたら変態です
誰しもが自分の話に前のめりになり、話を聞いてほしいと思います。
では、どのようにリアクションを取ればいいのかというと『いつもより3割増し』です。
『いつもより』という所も大事で、「あなたの話が楽し過ぎて」という気持ちが伝わり相手が気持ち良く話すことができます。
この人から好印象を得たいと思った時は基本『いつもよりも3割増しのリアクション』を心掛けてみて下さい。
リアクションは3つのポイントを意識する
リアクションの基礎である『いつもより3割増し』をしつつ、3つのポイントにも気をつけることができるとさらにレベルアップします。
体全体でリアクション
顔の表情でリアクション
高めのトーンでリアクション
【体全体でリアクション】
会話をしている時に体をサボらせている人がとても多いのですが、これは凄く損をしています。
『体全体でリアクション』の大切さを理解して、実践するだけで人の反応が大きく変わります。
具体的な例としては、『手を叩く』『のけぞる』『大きくうなずく』といったようなアクションを意識してみて下さい。
楽しかったら、『手を叩いて』笑う
ビックリしたら、『のけぞって』驚く
肯定する時は、『大きくうなずき』肯定する
体全体のリアクションが恥ずかしいと思うかもしれませんが、ビジネスの現場でも、プライベートでも、1レベル上のコミュニケーションをするために必要となります。
【顔の表情でリアクション】
相手にリアクションを伝える手段として、『顔』がとても重要になります。
先ほど挙げた『体』は、相手の会話を妨害する恐れもありタイミングも大事になりますが、『顔』に関しては常に反応した方が良いです。
『顔を作る』という表現もありますが、そちらは無理をしてその表情をすることになります。
顔の表情でリアクションは『顔を作る』というより、『顔で伝える』という表現が正しいと思います。
特に意識すべきは『目』です。
話している人をあたたかく、優しい目で見る。キラキラ楽しそうな目で見る。驚いた時は、目を見開く。笑う時は、思いっきり目を細めるなど、『目の表情』が豊かな人は、生き生きとして、親しみのある印象になります。
逆に、うつむいていたり、目が笑っていなかったりすると、心が合わない印象を持たれるので気をつけましょう。
【高めのトーンでリアクション】
最後に、声のトーンでのリアクションですが、『体』や『顔』に比べて少し難易度が上がってきます。
理由は、全ての声のトーンを上げてしまうと単調でうるさい印象になるからです。
時々見かけるかもしれませんが、「こいつ、うるさいな」「空気読めよ」といった印象を持たれる声のトーンの人がいます。そういった方は全ての声のトーンが大きいだけです。
驚いた時、楽しい時などのポイントで「え~!おもしろいですね~」と声のトーンとボリュームを少しだけ上げて抑揚(よくよう)を持たせましょう。
逆に悲しい話などは、声のトーンとボリュームを少し下げると親身になって貰えている印象を与えます。
『リアクションを意識する』と言われると、「ありのままのリアクションをしないと相手に失礼だ」と言われる方がいますが、そういった方のありのままのリアクションは相手に失礼なリアクションであることが多いです。
大きなリアクションを心がけると、会話も弾むようになり、小さなキズナも生まれてきます。
一つひとつの会話でも、リアクションをサボらず「あなたのことが大切です」と伝えることが重要になります。