Weekly Media Log 2022.2.12
今年に入ってからインプットを増やしたせいか、仕事でのアウトプットが非常にしやすくなりました。また意外と手を伸ばせば近いところに必要な情報はあるのだと気づきました。ただし整理されていないものが多いので、それを自分の手で整理しておく必要があるのだと痛感しています。
僕の場合、平日は整理する時間がないので、すべて一つのNotinoページにリンクや一言コメントなどすべてごった煮にしておいて、週末や月末になるべく綺麗に整理するようにしています。積読のように積情報がいつまでも整理されないこともしばしばですが・・・。
それでは今週もmedia logを始めていきます。
画像付きのリンクで楽しみたい方はこちらからどうぞ。
News
1. ハウスメーカーの顧客満足度を調査、スウェーデンハウスが全13項目と総合順位で1位に
タイトルの通り。最近、大学や高校の同級生から住宅の設計に関連したことを聞かれることがあり、仕事上あまり関わることのないハウスメーカーについて少し調べていて見つけた記事です。
旭化成・住友林業あたりはなんと無く評判が良いイメージでしたが、スウェーデンハウスは耳にしたことがあるものの、ここまでの評価だとは知りませんでした。どうやら気密性・断熱性で選ばれているよう。こちらをみていただくと、そのこだわりがわかります。住宅にトリプルガラスはすごいですが、今後スタンダードになっていくのでしょうか。
2. 建物内のセンサーをワイヤレス化するマイクロ波ワイヤレス給電システム
徐々に出てきている技術。ワイヤレス給電。これができるようになれば、細かなセンサー類の配線やバッテリーの交換が不要になり夢が広がりますね。サービスロボットが給電対象の近くまで行くのがポイントのような気がします。建物内のメンテナンスにロボットが動き回る世の中も、いよいよ現実的になっている感じがします。
3. 超音波触覚デバイス「Emerge Home」発表、グローブ無しでの触覚体験
聴覚・視覚がメディアをインプットする主な対象でしたが、これからは触覚もその対象になっていきそうです。グローブをつけるわけでもなく、空間内の手のひらに擬似的な触覚を与えることができる商品。一連の超音波スピーカーがタイミングをずらして音波を発生させ、それによって焦点(focal point)を発生させ、それが手のひらに当たることで、触覚を得ることができるという。
Book
1. WIERD VOL.42 NEW COMMONS
コモンズについての考えを様々な人が述べています。
正直、特定の企業や国に縛られないコモンズは、かなりハードルが高そうだと感じました。wikipediaがコモンズに近いと思いますが、殆どが寄付やボランティアで成立しており、それが果たして持続可能なのでしょうか。資本主義という概念が変わらなければ本質的なコモンズの構築は難しいようにも思います。
一方で、本書の中で様々な投票方法が示されているのが興味深かったです。無意識下の欲求を、世の中の様々なデータで可視化し、半自動的に方向性を決める仕組みは少しSFっぽい気もするが、プログラムが公平に機能すれば、一時的な感情に流されない意思決定が可能なのでしょう。やはり一人の人間、さらにそれが集団になったとしても、人間だけの判断に任せる時代は、そのうち終わりを迎えるのかもしれません。
Movie
1. tick, tick…BOOM!
ミュージカル「レント」で有名なジョナサン・ラーソンの半自伝的なミュージカル映画。
まず純粋に曲が良く出来ていて、さらに歌手が本当に迫力があり上手かったです。思わず口ずさみたくなる、そして悲観的で大変な状況なのだけど、それがミュージカルにすることでポジティブになる(実際そうして劇中でもお互いにモチベーションを上げているように見えるのが好き)。ちょっとダンサーインザダークのような悲壮感とミュージカルのいい違和感を想起しました。さらに僕自身の年齢や仕事に対するスタンスと重なる部分があり、共感度がかなり高かったです。仕事に対するプレッシャー、プライベートとの折り合いの付け方と葛藤など。
まあ仕事って理想には程遠いけど、こういうものだよな・・・と思わせてくれました。
Music
1. Clean Bandit/Dust Clears
日本語訳すると「清潔な盗賊」という違和感のあるワードの組み合わせが気に入り、聞くようになったアーティスト。クラッシックと電子音を組み合わせた音楽が特徴的です。
今週は以上です。また来週〜
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