見栄えを整えわかりやすくすることは良いことか
こんにちは。原田です。
最近の仕事は、社外やグループ外の人に向けての、資料作りに時間が取られる毎日です。自分に考えていることを、共通言語を持たない、違うグループの人間や、社外の人に伝えられるようなレベルにまで落とし込んだ資料作成は非常に重労働です。
僕は、見やすくて割とセンスの良い資料を作ったり、話を整理して分かりやすくしてダイアグラム化したりすることが得意なので、ついつい突き詰めてしまいます。
結果、色んな人からフィードバックを頂けたり、面白いねって言ってくれることが多くて、非常の嬉しいです。
その反面、わかりやすく、見栄えを良くしすぎるあまり、逆に本質を見えにくくしていないか、大事な欠点を見繕ってしまっていないか、という疑問を絶えず抱いてしまうのです。
わかりやすくして、見栄えを良くすることって果たして良いことなのか。
自分の得意な「わかりやすい資料を作る」行為が、本質から遠ざける行為というのは、とても悲しいことですが、もしかしたらそういうことをしてしまっているかもしれない。そう思うと、すぐ自己肯定感が低下して生産性が急激に落ちます。
未だに迷いますが、わかりやすいかどうかという観点で入れたくない内容でも、それが本質であれば削ぎ落とさずに、出来るだけ噛み砕いて話す、そういう覚悟も必要なのだろうと思います。でもそういうことやってると誰にも伝わらなくなる、周りに理解者がいなくなる、それに耐えられなくなる。
本質とわかりやすさのバランス、難しいですね。もしくは本質とは自然とわかりやすくなるものなのか。
仕事をしている以上「わかりやすさ」は常に求められます。最近はその傾向が強い。わかりやすくないと、そもそも最初のフックができない。でも本質ってわかりにくいところに存在していたりしませんか。そんなことないんでしょうか。
悩んでばかりの近頃でした。
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