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【カメラ】最強のコンビかもしれない。

去年12月、シグマがとんでもないレンズを発表した。


SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art ソニーEマウント


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待望のソニーEマウント用の大三元標準ズーム。

これまでソニーミラーレスユーザーの大三元標準ズームの選択肢は純正のGMレンズかタムロンの28-75を使う、もしくは、他のメーカーのマウント用レンズをアダプターを介して使用するの二択だった。

正直GMはとんでもない値段だし、マウントアダプターを介するのもレンズの全長が伸びてしまうので僕みたいな映像を撮るときジンバルを使う人間は敬遠してしまう。グライドカム使うなら別なんだろうけど。

タムロンの28-75mm F2.8をα7IIIを買ってからずっと使っていた。けど不満点が出てきて「どうしたもんかなぁ」と思っていた矢先、大好きなArtレンズシリーズからEマウント標準ズームが発表された。

発表されてカメラのキタムラで予約開始したその日に注文した。もちろん、タムロンのレンズは下取りに。

ちなみにタムロンの最大の不満点は28mmスタートなところ。

写りはタムロン独特のネオンを感じさせる色合いと光の感じで、それはそれで割と好きだったけどやはり広角端は24から欲しかった。

元々、α7IIIは動画のメイン機で、持ち運びレンズは一本で済ませたいと思っていたので、選択肢としては標準ズーム一択だった。

動画をやるなら広角ズーム、という声が聞こえなくもないが、映像の中にロングショットが個人的に欲しいのと、大抵の場面は24mmあれば事足りる。

また、ジンバルにのせるので、レンズを2本持つのもあんまりしたくない。いちいちジンバルいじるのめんどうなので。

そんなこんなで28mmスタートがいただけない、といった場面が出てきていました。

あと、僕は無類のArtレンズ好きです。乗り換えない理由がありませんでした。タムロンを買うときから、「なんでシグマArtはないんだよぉー」と思っていたくらいなので。完全にskyfishさんの影響です。(ちなみにskyfishさんもこのレンズ買ってました。)

そんなわけで、発売日の12月20日にArtレンズが届いたわけです。

届いたその日から約2ヶ月、使ってみたので作例をのせておきます。

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多少のレタッチは加えてますが、最初の3枚なんかはほぼ撮って出しみたいなもんです。

シグマArtらしい、絶妙なコントラストと寒色よりな感じがシックな感じを出してくれてます。


ところで、僕はずっとあんまりソニーの色味が好きではありません。

なんかビビッドカラーの主張が強すぎると言うか、あんまりうまくは言えないんですけど、もっと白味を帯びた色の方が個人的に好みです。ハイキーにちょっと振ったときのキヤノンとか富士フィルムとか。

そういった霞んだ感じというよりは元々、ソニーは近未来感?のある色なんでちょっと自分の作りたい色とはズレてたんです。

それが、シグマのArtレンズを使うことで絶妙に自分の欲しい表現になっているというか。明らかにレタッチする時間が短くなったんですよね。

撮って出しでも十分完成されてる、そんな気がしながらいつもLightroomにらめっこしてます。

ただ、色味に関しては、やっぱりケースバイケースなところがあって、最後の星の写真なんかは自分が欲しい色よりちょっと青すぎた感じがして。

いや、色温度いじれよって思うかもしれないけど、なんか、そもそもの構成がこの青で成されてるからLightroomのtemputureくらいでは根本が変わらないんですよね。めっちゃ細かい話ですけど。


というわけで今日はシグマの24-70mm F2.8 DG DN Artの話でした。

とにかく素晴らしいレンズでα7系の1本目としてはダントツでおすすめできるレンズです。

先日、友人がα7III買うからといってこのレンズを紹介したら、どこの店も1ヶ月くらい入荷待ちだったそうです。めちゃくちゃ人気なんですねやっぱり。

ちなみに、最近は、α7IIIにこのシグマArtつけて、24-70mm(スーパー35mmモードで105mmまで)のカバレッジをカバーしつつ、5D Mark IVでシチュエーションごとにレンズを付け替えるスタイルが確立されつつあります。

最近は5Dは85mm F1.4L IS USMばっかりつけてます。このレンズもほんまにもう、やばい、って感じのレンズなのでまた記事書きますね。

ところで、先日X-T4が発表されましたね。手ぶれ補正もついたし、バリアングルだし、エテルナの新しいやつ追加されたし、なんといっても富士フィルムだし、めちゃくちゃ欲しいってなりました。

5Dもα7IIIもバリアングルじゃないからめっちゃ欲しい。X-T4動画もやばそうだし。

なんか、去年の後半くらいから、ユーザーの声に応えた製品が多い気がします。α6600(ボディ内手ぶれ補正、フリップモニター、バッテリー増量)とか、MacBook Pro 16 inch(シザー式キーボード、ベースのスペック強化、escape独立、グラフィックス強化)とか、EOS R5(ボディ内手振れ補正、ジョイスティック、デュアルスロット)とか、X-T4(ボディ内手振れ補正、バリアングル、バッテリー増量)とか。

やっぱり2020年はものすごい年になりそうですね。

それでは。

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