私のFn設定 GR3 (GRⅢ) 編
どうも、高橋直哉です。
主に東京近郊でストリートスナップと都市風景を撮っている者です。
こんな記事を記事を書いたのが2020年3月のこと。
その後、2020年夏の終り頃からとうとう自分もRICOH GRⅢを手にする機会があり、一通りのセッティングがわりと落ち着いてきたので、恒例のFn設定についてまとめてみたいと思います。
スペックはオフィシャル以外にも様々なレビューがあると思うのでそちらで見て頂くとして。Fn設定に関するものでGRおよび先代GRⅡからの大きな変更点といえば「上下+ーボタンの廃止/背面タッチパネルの採用」でしょう。ここでは「GRの使用経験もある自分は、こんな感じでGRⅢの設定をしています」という所が伝われば良いかなと。使ってみたいけどⅢにしようか中古のⅡにしようか検討している人にも少なからず参考になればと思う次第です。
最初に言っておきますが「上下+ーボタンが無くなって改悪だ」なんてのは全くの杞憂でしかありませんでした。なんら支障はないし、むしろ少し小ぶりになって愛らしさみたいなものも増したんじゃないでしょうか。(あくまで自分の場合)
GRⅢ(GR3)
■Fnボタン
「クロップ」を割当。
GRⅢの進化したポイントの一つといえば画素数のスペックアップ。クロップ機能は以前からあったわけですが画素数が1600万画素と今の時代では少々物足りなく率先して使えませんでした。ところがGRⅢでは一気に2424万画素になったことで、35mmクロップでの撮影に何らためらいを感じる事がなく使用できるようになりました。28mmと35mmをポケットの中に携帯できると考えると最高でしかありません。(仕様としては50mmにもできます)
■ISOボタン
「イメージコントロール」を割り当て。
この付近のボタンは親指でなぞるように配置されていて押しやすいので、自分の中で高頻度な機能を置くと良いと思います。自分の場合はイメージコントロールをここに配置。基本はポジフィルムを使用しますが、状況によってモノクロ系やブリーチバイパスなどに切り替えます。基本的にサードパーティーのソフトは使わずに撮って出しかカメラ内RAW現像が多い為でもあります。
■ドライブボタン
「スナップ切り替え」を割り当て
GRⅢのフォーカスモードには「スナップモード」というものがあり、AFを使わず2.5mや5mなどの設定した距離にピントを固定した撮影が可能です。この撮影方法についてはここでは踏み込みませんが、出会い頭の瞬間を捉えるスナップではピント位置検出の時間すら許されない事もあるためスナップモードが有効な場面も多いです。このボタンを押せばスナップモードをオンに。もう一度押せばオフとなり従来のAFも動作します。状況に応じ使い分けたいため物理ボタンに割り当てています。
蛇足ですがタッチパネルAFも同時に機能しますので「スナップモードで撮りつつAFをしたくなったらタッチパネル」なんて使い方も出来たりします。
■ADJ/露出補正レバー
GRⅢでは「上下+ーボタン」が廃止されましたが、ADJレバーを左右に倒す事で露出補正ができるように仕様が変更になりました。さらにレバーを押し込 むとADJモードになり、予め登録した機能の設定変更が変えられるのは従来通り。ここの割当はこんな感じです。
※画面のムラは影がボケて写ったものであって、不具合ではありません。
一つ一つは割愛しますが、中でも隠れた名機能なのは「アウトドアモニター」でしょうか。
ファインダーの無いGRシリーズは晴天時にモニターが見えにくくなるためフレーミングに難儀する事もあったのですが、アウトドアモニターで輝度を調整することで晴天時でもかなり見やすくなりました(ただし+2などにしたままだとバッテリーもその分早く消費します)
個人的にはADJについてはもうちょっと良い配置がありそうな気もしています。
ということで、いかがでしたでしょうか。
改めて思うのは、無くなって良かったとは思わないけど「上下+ーボタン」無くてもいけちゃうなということ。むしろ小型化されたことを喜ぶ人のほうが多いのではないかと思います。
フラッシュが廃止された事については、自分はフラッシュ使わないので何とも言えないのですが、表現方法として必須である人以外は特に気にならないのではないですかね。ここについては意見が分かれるのかなとも思いますが(手ブレ補正とのトレードオフなのだろうなとも思いつつ)
最後に紹介
もう半年も前の話ですが、RICOHのオンラインイベントに参加させて頂きました。よかったら雰囲気だけでも御覧ください(サムネ右上が自分です)
というわけで、今回はこんなところでしょうか。
ではでは。