留学生が日本で働くために必要なこと!②
前回の話に続いて、留学生が日本で働くために事前にしておくことをお伝えしたいと思います。ほとんどの高等教育機関は、日本人だけのキャリア教育の対応しかしていないと思います。さらには大学によってはキャリアコンサルタントに任せて、事務職員としては対応しないところも少なくありません。しかし、私から言わせてみれば、誰が教育していても基盤さえあれば誰でも出来ると考えています。ただ、学生と本気で向き合う姿勢があるかの大きな問題はありますが・・・。
高等教育機関は、本当に温度差が激しい職場だと思います。人によって対応も話すことも異なってくることもあります。それは、マニュアルと杓子定規でしか考えない集団と個人的には捉えています。皆さんもそう思いませんか??それが嫌で嫌で改革を起こしたくてこの業界にいます。
ここまでが前座としまして、次に重要なことはビジネスマナーです。なかなかビジネスマナーと言っても、学ぶ場所もなく機会もありません。しかしながら、留学生日本で働くために新たな資格として、「BJTビジネス日本語能力テスト」が求められるようになりました。全てこれを取得したから、絶対入りたい会社に決まるかと言うとそうではありませんが、プラスには必ず働きます。これは高等教育機関の窓口に文部科学省からの通達です。参考に以下にURLを貼り付けておきます。これは、日本人も勉強になります!入社1年目のOJT研修等でも使える内容だと思います。私は日本人学生にも、同様に問題を出したりして、遊びも交えて進めています。
○BJT日本語能力テストのメリットとデメリットをそれぞれお伝えします。
【メリット】
・合格、不合格はありません!受けた際の点数が、その資格になります。(
・インターネットで全て申込みできます!支払いも全てネットでできるようになっています。
・基本的に試験会場でどこでも選択良く、会場のコンピュータで受験します!
・日本での就職活動に有利になります。
【デメリット】
・受験料に7,000円かかってしまう。また受験料の支払いがクレジットのみ。
・これからの資格のため、認知度が低い。
メリット・デメリットをお伝えしましたが、いかがでしたか?そこまでデメリットが少ないことがわかりますよね。ってことは、受けて間違いない資格の一つです。実際に私の指導した学生は、この資格をプラスにして、空港や更には、ある企業の社長秘書として入社しました。どの本をもとに、勉強したのかと言うとこちらの本2冊のみです↓↓↓
この教材を何度か繰り返して学ぶことで、問題ありません!ビジネス日本語は日本人でも見直していくべきところです。っという私は留学生と改めて一緒に勉強しています。ぜひ皆さんもお手にとっていただければと思います。