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flotsam zines tour 2024 at 229

皆さん、こんにちは。

夏も終わりに差し掛かり、夜間であれば何とか屋外で撮影ができる気温になってきました。この間、普段の散歩道で撮影していると、耳元で「ブーーン!!」と大きな音でカナブンが飛んできて危うくカメラをぶん投げるところでした。
夏の夜道は危険なので気をつけてくださいね。


さて、今回は表題の通りですが、flotsambooksが主催しているflotsam zines tour 2024の会場である229に行ってきました。

229 外観

flotsam zines tour 2024は審査や参加費が無く、販売益の30%を手数料をして引かれれるのみで、有名無名関係なく誰でも参加できます。
今年の参加数は約180点で、私がこのイベントを知ったのは今年ですが年々参加数が増えているみたいです。

今年は東京、大阪、茨城、神戸、仙台、京都、広島、金沢、名古屋、福岡を巡回する予定となっており、私は8/24〜9/2で開催される229にお邪魔しました。

初めて行ったお店でしたが、店内はコンクリート色で統一されており併設されているカフェも賑わっていました。

メイン棚

メインの棚と中くらいの棚が2つ設置されており、どのZINEも閲覧できる様になっています。所々、sold outしているものもありましたが、9割以上は購入可能だったと思います。大体の平均価格は2000円よりちょっと上くらいでしたが、上限が3000円と決まっているため飛び抜けて高価な品はありません。

3、40分ほどペラペラと気になったものを手に取り見た後、特に気に入ったもの2冊を購入しました。


1冊目は、一番最初に気になった『HERE COMES THE SON(Tae Toma)』

表紙
裏面

金色ペンで手書きされた表紙に目が行き、手に取ってみました。中身の詳細は、お見せできませんが、鳥取の風景写真がメインのZINEです。

ZINEに多い作家色が強すぎることなく色味が心地よく素直に読み込めるZINEとなっています。オンラインサイトでの販売などはInstagramを確認したところしていないみたいなので、会期中にぜひ手に取ってもらいたいと思います。


2冊目は、『分からないものは分からない。(TAKUYA NAGATA)』

表紙

こちらは、ポートレートがメインの写真集ですが写真の他に、所々手書きでの日記が同封されており写真と合わせて見ることができます。日記の時間系列はバラバラですが、抽象的な表現で記載されている文章が写真との関連性を考えるのに一役になっています。

私が今まで購入してきた写真集は、ページに直接印刷されている文章ではなく、別途の用紙に記載されているものが多いです。一度写真と切り離すことで、文章を見ていない自身の楽しみ方と見ている楽しみ方では変化があります。

写真撮って文章は密接した関係があり、下手に使うには劇薬になってしまうのが怖いところです。


来年は私自身も制作したZINEで参加しようと思います。制作物を手に持ってもらう機会はなかなか無いので、売れる売れないはともかく店頭に置いてあるZINEを見てニヤニヤしたいです。

後日談ですが、私が店舗にお邪魔した翌日に普段連絡を取り合っている友人も見に行ったみたいですが、その友人を購入したものをお互い披露しあった際に面白いことが起こりました。

お互い購入品は2冊。全く同じZINEを購入していました。これにはお互いにびっくりです。趣向はやや似ていることもありますが、180冊以上ある中から同じとは。。話しも盛り上がりまた制作意欲が上がってきました。

友人

12/1に予定していた文学フリマ39は、諸事情によりキャンセルとなりました。当日は会場に足を運んでみる予定ですが、私の出展第一号はZINE  FEST TOKYOになりそうです。

9月からは様々なコンペが活性化します。夏の暑さにやられ身が籠った撮影ができていませんが、公開内容に各制作を進めていければと思います。


それでは、また。

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