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9月議会開会~「風に向かって立つ」~(240902)

〇部チームスローガン
「シン・価値創造~滲み出せ、はみ出せ、出しゃばれ~」
★「人の行動はすべて、目標によって確定される~人が生き、行為し、自分の立場を見だす方法は、必ず目標の設定と結びついている。一定の目標が念頭になければ、何も考えることも、着手することもできない。」(アルフレッド・アドラー「性格の心理学」) 
☆9月の目標【第2四半期の最終&年度折り返し。具体的な目標を掲げて行動する「決断の月」。未達成の目標や新たな課題を精査して「推進・見直し・取りやめ」の判断をしよう

○9月議会始まる~風に向かって立つ~


・当市では2日(月)から9月議会が開会します。当部では復興まちづくり、SL人吉動態展示などの補正予算が主なものですが、第6次総合計画後期計画、復興まちづくり計画に基づく上半期の取組に対して、議員各位の関心も高くなり、シビアな質疑も予想されるところです。

・さて、議会対応については、無風のほうが誰でもよいわけですが、風当りが強いということはそれだけ真摯に一生懸命に挑戦し「現状打破」に取り組んでいるからだとも言えます。

・その昔とある新人職員が「現状維持は後退」と言うのを聴いてハッとしたことがありました。
 そう、新たなことを何もしなければ波風は立たず無風ですが、ただその時点ですでに後退していることを忘れてはなりません。

・連日盛り上がりを見せたパリ五輪。バスケット男子は残念ながら予選リーグ突破なりませんでしたが、昨年の出場枠をかけた戦いでは見事アジア1位となり、自力で五輪切符を手にいれました。これまでなし得なかった快挙に結び付いた要因は何だったのでしょうか。

・ホーバスHCが体格で劣る日本を世界で勝たせるために選択した戦略は、ガードからセンターまで全ての選手に、スリーポイントシュートを打つ意識と、最後まで運動量を減らさないことを徹底させ、実際にトレーニングで鍛えました。

・ご存じのようにスリーポイントは得点効率がよいわけですが、その分入る確率が低く逆に外せば反撃のリスクが高い。なので他チームではそんなに比率高くはやりません。
 
 しかし、他がやらないことをやらなければ日本は勝てない。だからこそ、しっかりとした戦略に基づき、敢えて新しいこと、やったことがないことに、チャレンジしていったと言えます。

○チャレンジしなければ、追いつくどころか、追い越される


チャレンジしなければ「先行くものに追いつく」ことはできない。さらには、動かずにいれば「後から来たのに追い越され」る
 そして遅れをとり、取替しつかなくなってから泣いても遅い。
 水戸黄門の唄ではありませんが、「泣くのが嫌なら、さあ歩け」は永遠の真理です。

・なので、風当りが強いのは前に進んでいる証拠です。次世代にツケを残さないために、今いる私たちがまずは「風に向かって立つ」ことが大切なのです。

・とはいえ、何も闇雲に真新しいことをやれと言っているわけではありません。

 

○「住民・事業者起点」であるからこそ「風に向かって立つ」

・当部の職員は、各課それぞれが、庁内の調整や、国、県の制度上の制約、財源不足の課題がありながらも、役所や行政の都合ではなく、「住民起点」「事業者起点」で役所の外に出て地域の人たちの声を聴き、頑張る人たちをしっかりサポートすることに徹していると信じています。

・また、「誰にために、何のために」を常に問い続け、仕事の目的をしっかり自覚し、困難課題があっても逃げない。金や制度がなければ、金を捜し制度をつくる。何とか知恵を出し、手間をかけ、汗をかく。それが、基礎自治体を運営する組織である市役所の役割であり、当部の職員は普段から実践している思います。

・であるならば、例えばその取組内容が、これまで前例がなく、やったことがない新しいチャレンジであったとしても、必要と思えば、躊躇なくやる。ただそれだけです。

・その姿勢が仕事に迫力を生むとともに、住民・事業者の信頼・協力も得られることに繋がります。役所都合ではなく「住民・事業者起点」であるからこそ「風に向かって立つ」こともできると私は思います。

・そんなメンバーと仕事ができて、大変、頼もしく思っています。ありがとうございます。

○一般質問に対する心構え


・さて、地方議会には、一般質問というものがあります。

・当市では、昨年から通告の締め切りが1日早まり木曜日となっています。その分より的確で中身や質が伴った答弁が求められます。よきアウトプット(答弁及び施策展開)のためには、よきインプット(情報収集と調査研究)が必要です。

・予想される質問については早め早めの準備を。既に内容予告されている議員もおられ、また、普段の活動から類推することも可能です。また、今はインターネットやAIで事例や情報をすぐに検索・収集することができます。また事例先にオンラインで直接尋ねることも可能です。

・答弁作成には気も労力も使いますが、ものは考えよう。自身の能力向上のために、一般質問を好機として、貪欲に政策施策に対する情報収集、調査研究、立案能力の向上に努めることができる。

そのように部下職員にはお願いしているところです。
 

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