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拉麺ポテチ都知事30「山梨県知事、頼むぜ」

(私のFBより転載/若干の加筆を施した文章です)

故郷・山梨県の長崎幸太郎知事が要請したコロナワクチン未接種者に関する不要不急の外出制限。県内の方々はお知り合いで言及し辛いのかもしれませんが、ここに記したいと思います。

“山梨県内の中学生が数人で富士急ハイランドに遊びに行く約束をしていて、うち1人だけがワクチン未接種だった場合、県としては未接種の1人にのみ「遊びに行くな」と要請するということか? 

「はい、そういうことです」(有泉政策参事)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a50d7ff7bb4423a3b98df3ea4099225887470016?page=2 より”

未接種の親戚がいるので、東京都民ですが僭越ながら抗議の電話をさせて頂きました。確認したところ、国の見解と同様にワクチン接種は任意であるのと、外出自粛も強制しないとのこと。

世界中で接種者のブレイクスルー感染が問題となっていますし、摂取の有無に関係なく他人に感染させるリスクがあるのは変わらない。ならば県民全体に自粛を要請するべきです。

それをいたずらに「未接種者」と括って自粛を要請すれば、批判が殺到するのは当然。これは想像力の欠如です。しかもそれを「舌足らず」として弁明するとは、知事としての資質や責任能力を問いたい。パフォーマンス的に言っても、時流は英国をはじめとした行動制限解除に向かっていますし、悪手を打ったと言わざるを得ません。

私個人は接種0回です。それに怒る方もいるでしょうし、やれ反ワクだと反社会的な運動を繰り広げる方も知っています。完璧な人間ではありませんが、世を乱したい訳ではないです。ただ現行法や国の指針のもと、接種は各自の自由ですし、打った人が良い/悪いはないはず。それで人の値打ちを図る世の中を助長してはいけない。

接種が自身の重症化を抑えるから大事というのなら、私はいつか死ぬので問題ありません。摂取したければすればいいし、したくなければしなければいい、それだけのことです。

反自民やSDGsを掲げ、BLM、LGBTQなどの社会問題を叫ぶ皆さまには特にお考えになってほしい。差別が日常のなかで「自分は黒人である」とか「自分はセクシャルマイノリティである」と意志によって抗ってきた彼らの歴史を踏まえるならば、「接種をする/しない」という意思選択の否定は、迫害者と同じ道を歩むことにはならないでしょうか。

乱文失礼致しました。驚いたことに山梨県の反応が日本のこれからのムードに繋がっていくと感じましたので投稿した次第です。

山梨県知事による県民を使った点数稼ぎに反対し、要請の撤回を求めます。

小池直也

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