レディ
レディ、君は魔法使い、
あるいは、天使。
僕は道化師。ピエロ。
堕天使か、詐欺師かも知れない。
レディ、君は魔法使い。
君はカメレオン、あるいは透明人間。
僕はパントマイマー。役者。
スイマーか、溺れているのかも知れない。
進み、進み、進み、進み。
与えて、与えて、与えて、与えて。
飲んで、飲んで、飲んで、飲んで。
失って、失った、わからなくなって、探して、見つけたフリして、また元に戻って。
いつの間にか大人と呼ばれて、名目ばかりが増えていく。
仕事、遊び、あるいは人生。
ボーダーがあるようでない。
昨今流行りの透明のアクリルボードの様で笑う、笑う、笑う。
泣くことは多分ない。悲しくて泣くことは多分ない。
ベットの上で、吐き気に襲われながら泣く以外はない。
それは有るのか、無いのか…
それすら、ボーダーがなく、また透明に、アクリルボードに、もしくは水の様に流して、流して、流して。
終着駅をどこにするか。そんな事考えなくて、終着駅を過ぎて引き返している事にも気付かずに、風のままに流される。
いつかが、いつかになって、今日が明日になる。
いつか、いつか、いつか。
どこかで、会えたら。
辿り着けたらな、なんて。
また書きます。
202203130016
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