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Anlyというシンガーを知っているか?

こんにちは。猪野です。

みなさん「Anly」というシンガーソングライターをご存知でしょうか?

アニメNARUTOの主題歌やドラマのタイアップなども多く担当したこともあり、彼女の歌を耳にしたことがある方は多いと思います。

そんな僕が、Anlyの音楽に少し変わった形で出会った時のことを書きたいと思います。

旅行で訪れた沖縄旅行でのこと。

2019年11月。

僕は沖縄県国頭郡本部町にある、かの有名な「美ら海水族館」にいた。
社員旅行のようなもので沖縄を訪れていたのだ。

ただこれが少し特殊な旅行で、全く知らないも同然の方々との2泊3日の旅行。

プライベートならまだしも、仕事で来ている僕はあまり周囲の人と行動せずに、ひとりでゆっくり過ごすことにした。

正直に言うと、水族館には全く興味がなかった。
(もったいないことをしたと、今は少し後悔もあるが。)

水族館探索もほどほどに、せっかくなので沖縄の海を眺めてみようと外に出た。
水族館の目の前に不思議な形の島を見つける。

丸く円形で、島の真ん中に山がある。あの島が気になる。

スマホで検索をしてみると、「伊江島」というらしい。

美ら海水族館の階段を降りると少し浜に出れて、そこからずっと島を見つめていた。

多分3時間くらいはずっとそんなことをしながら、当時ハマっていた一眼レフとフィルムカメラで伊江島の写真を撮っていた。

美ら海水族館より伊江島を望む。2019年11月撮影。

島が呼んでいる。何かある。

伊江島が呼んでいる。なにか気になる。
けれど、抜け出して島に行くわけにもいかないしなー。

そんなことを考えながらスマホを見つめていると、伊江島出身のシンガーソングライターがいると知る。

名前は『Anly

YouTubeで映像を観ると、アダマス(ギターの名前)を弾きながら、ループペダルを駆使し歌っていた。

自由自在に操るループペダル。
繊細かつ大胆なボーカル。刺激的に光るリリック。

僕の心は、ズシンと何かに打ち抜かれたようだった。

まさか、美ら海水族館に行って、海を見つめていたら、音楽との出会いがあるなんて。

僕は不思議な気持ちと、この旅行の2週間前に起こったことに思いを馳せてみた。

この時は、世界がパンデミックに襲われるなんて思いもしなかった。

やってきた、いめんしょりツアー。

時は経ち、2022年6月22日(水)香川県高松市。

その瞬間はやってきた。
やっとAnlyのステージを体験できる日が来たのだ。

いめんしょりと題された弾き語りでの47都道府県ツアー。

90分間、ギター1本と歌で僕達を魅了してくれた。

言うまでもなく、素晴らしい時間だった。
ループペダルや、バンドの力に頼らずとも、歌の力がそこにはあった。

当日、思いがけない出会いもあった。

開場を待っていると、なにやら横断幕とチラシを持っている方がいる。
話かけてみると、このツアーのほとんどの公演に参加しているというから驚いた。

しかも彼は特製の日本地図を模した横断幕を用意し、大声が出せない客席から、このツアーを盛り上げていた。

沖縄への旅は、Anlyの歌へ続いた。

僕のなんでもない沖縄への社員旅行は、祖父の兄の足跡を辿り、Anlyというシンガーとの出会いの旅になった。

10月にニューアルバムの発売と、ツアーの開催が発表されているAnly。

また彼女の歌を聴けること、そしてファンの方たちと再会できる日が楽しみでしょうがない。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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猪野直也 / InoNaoya
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