足元、見るんだ・・・青山の某高級レストランにて
直家さんとスタッフさんが、
都内、青山の超有名企業の高級レストランに行った。
目的は、商談とマーケティングのため。
日ごろ、直家さんは自宅にて情報収集をし、動画を配信している。
「世の中の空気」
については、メディアや他のYouTuberの皆様、インフルエンサーの皆様の
情報発信を元にしている。
したがって、直家さんが得た「空気感」と「実際の空気感」に何らかのズレがあったり
ズレと言わないまでも、
「直家さんの言葉の定義」とは「違う定義の言葉」を元に
直家さんが「世の中の空気」を規定または想像していた場合には
直家さんの情報発信の精度が狂う事になる。
したがって、メディアや他の方の情報発信を元に直家さんが感じている
「世の中の空気」
と、「実際」が合っているのかズレているのかの確認が
定期的に必要となる。
今回はそういった「世の中の空気」を確認する目的もあり
有名企業が経営する高級レストランにスタッフさんと行ってみた。
当然、嫁もこっそり同行した。
その結果・・・・
昨日(2023年1月14日)のインスタライブを見てくださった方は既にご存知だろうが、
その接客は酷いものだった。
とは言え、酷い接客をしたのは、
最初に和多志たちのテーブル群を担当したウエイター1人だけだったが。
明らかに私たちの服装は「普段着」だった。
和多志達は、「法律とその店が定めるドレスコードに引っかからなければ、
誰にも何ら指図される覚えがない」という考え方だ。
まして、直家GOの嫁は、
身体を締め付けるような服装は苦手で、
マスクさえ苦痛を感じる健康状態である。
ところで、嫁は直家さんのYouTube放送を、
いつも2倍速で視聴している。
それでもきちんと内容も理解できるし、
ツッコミも入れられる。
直家さんのYouTube放送以外にも、
情報収集の際の視聴覚資料ならば
ほとんど2倍速で確認している。
昨日の問題のあるウエイターの説明は
早口かつ小声のために、
そんな和多志でも聞き取れなかった。
聞き取れないから
「すみません、もう一度言ってください。聞き取れませんでした。」
とその人に言った。
その人は、やはり早口かつ超小声で説明したので、
和多志はもちろん、直家さんは全く聞き取れなかった。
しかも、お冷のグラスを
「ゴン!!」
と大きな音が立つように置いた。
はぁ~!?
当然、和多志の機嫌は斜め45度以下になる。
しかも、そのウエイターの言った事で聞き取れたのは
「・・・(聞き取れず)から1品オーダーできます」
という一言のみ。
「たしか2品注文できるコースを予約したはずなんだけど・・・」
と、私は携帯を取り出して確認した。
「やっぱり2品注文できるって、
予約の確認メールに書いてあるよ。」
と直家さんに伝え、
「和多志、こんなのブログに書くよ!
こんなことされてさ~」
と、先ほどのウエイターがグラスをテーブルにぶつけるように置いた仕草を私もやった。
その瞬間に、その日の責任者と思われるジャケットを着た方が来て、
「ご注文の説明はしましたでしょうか?」
とフォローに来た。
「さっきの人は、早口で小声で、全く理解できませんでした!」
と和多志は答えた。
すると、丁寧に説明してくれた。
さすが、そこは責任者である。
和多志達の不穏な空気に敏感に反応したものと思われる。
ちなみに、和多志たちは、少し先にも打ち合わせで予約を入れており、
店の席数等から考えるに、その店にとっては、割と大口の予約である。
次の予約は個室を取っている事もあり、
その時の段取りについても少し質問した。
なぜなら、請求書が直家GOや嫁以外の人に行くことは
なんとしても避けねばならない会食だからだ。
その後、最初のウエイターは、
和多志達のテーブルの担当を外れた。
明らかに、違う担当に回されていた。
そして、新しく私たちの担当になったウエイターは
最初の人と同じいで立ちではあるが、
接客の質は全く異なった。
丁寧、かつ、シンプル。
必要な事は丁寧に説明してくださるが、
お客さんの時間や空間に長居はしない。
そして、確認事項については
丁寧にお互いのコンセンサスが得られるまで
きちんと確認してくれる。
つまりこういうことだ。
嫁が「カプチーノにガムシロを添えてください」と言ったのだ。
温かい飲み物にはお砂糖を添えるのがレストランでは通常である。
嫁はガムシロを添えてもらうのが好きなので
そのようにお願いしたのだが、
お店にとっては「ちょっと変わったオーダー」である。
「お砂糖でもガムシロでも、ほとんど変わらない、
どちらでも良いではないか」
と思う方がほとんどだと思うが、
嫁は、ホンのちょっとした、こういう時の対応を見て
その店の質を判断している。
そして、客である私たちとコンセンサスが取れた時に、
ウエイターは「かしこまりました」と言って
すぐに去っていく。
その去り際も美しい。
そして、別の方がカプチーノとガムシロを持ってきてくださったが、
「カプチーノにガムシロでよろしいですか?」
と、シンプルな確認が入った。
和多志が「はい」と言うと、
適切な位置に、それらをサーブしてくれた。
最初のウエイターは、和多志達の足元を見たとしか思えない。
周りを見ると、おしゃれな方ばかり。
特に女性は、ここ一番の、
明らかに「運命の夜」になるかどうかを賭けている方もいた!
そんな中で、直家さんはクロックス、和多志は普段着。
まさか、和多志達が少し先に大口予約を入れているとは
最初のウエイターは想像もしなかったに違いない。
「この次の予約、別のお店に変更しようかな・・・」
と思った矢先に、明らかに責任者の配慮と推察するが、
ウエイターがきちんと接客できる方に変わり、
新しく担当になったウエイターや
先の予約について質問に応えてくれた責任者が
適切な対応をしてくれたので、予約の変更は思いとどまった。
それにしても・・・
お金を持っているかどうかに左右されない
「人として対等な、敬意を持ったおつきあい」
というものが、日本の美徳のはず。
いつからこの日本が、
金持ちは偉くて、
貧乏人は卑しい
という価値観になったのか!?
見た目で判断する、とか
お金を持っているかどうかで態度を変える、とか
そういう人の方が卑しいと私は思ってしまう。
ちなみに、相手の素性、考え方等々が分からない時、
和多志はよくこの方法を使う。
つまり、和多志が直家GOの嫁であることを言わずに、
「付き人として直家GOに同行しています」
という態度、立場を取ってみるのだ。
相手の態度、対応が、
人として対等に見てくれるのか、
「どーせ付き人だろ。小間使いが!!」
という見下した態度を取るかを
和多志は良く見ている。
そして、見下した態度を取られたら、
当然ながら直家さんに
「コラボNG」
と伝える。
「どちらかが上で、どちらかが下」というお付き合いしかできない人ならば、
人としての敬意を持ったお付き合いを、全ての人に出来ないのならば、
それは日本的価値観ではない。
もちろん、「抱き参らせて組む」というのは日本的価値観、方法ではあるが、
直家さんも和多志も、そこまでの時間的な余裕がない。
あのお店の最初のウエイターは、日本的価値観を持っていたとは、
和多志には思えない。
「時間に追われて、
そのウエイターの気が立っていただけなのかもしれない」
と和多志も思ってみたが、
「気が立っている」という問題を抱えているのはそのウエイターであり、
それはそのウエイターとその人を雇っている店が解決すべき問題であり、
それをお客に負わせるのは間違っている。
そういう間違いを犯されないために、
和多志達は、高級店にお金を払うのだ。
日本的な対応をしてほしいから、
ジャパンクオリティを求めて、お金を払うのだ。
昨日の直家さんのYouTube放送と同じ内容になってしまうが、
ジャパンクオリティが見直され、
再評価される時代に、
いよいよ、これから向かうのだ!!
ところで、、、
実は、和多志にはすごく気に入っているレストランがある。
ランチで3000円ぐらいだろうか。
次はそのレストランについて書こうと思う。
読んでいただき、ありがとうございました。