最高のお店

あなたにとって、「最高のお店」とは
どういうお店ですか?

もちろん、「最高」は1つとは限りません。

私にとって「最高のお店」の1つは
西新宿にあるロイヤルホスト系のレストラン

シズラー

です!

https://www.sizzler.jp/store/shinjukumitsui/

東京都内数か所にお店があり、
西新宿以外のお店にも行ったことがあるのですが、
やっぱり西新宿にある「新宿三井ビル店」が最高です。

そもそもチェーン店なのだから、
どのお店で食べても同じ味のものが出てきます。
(メニューはその日の店舗状況によって、
多少の違いがあるかもしれませんが)

新宿三井ビル店のスタッフさんに聞いてみたところ、
セントラルキッチン方式で、
1か所で基本的な調理をして、
それを各店舗に配送しているとのことでした。

同じ味なのに、どうしてお店に違いがでるのでしょうか?

ズバリ!

「人」です!

もっとハッキリ言えば
「店長」です!

「店長」の在り方が、お店の雰囲気を決めています。

和多志が知る限り、シズラー新宿三井ビル店では
10年近く同じ方が店長さんをなさっています。

和多志はお腹を空かせてこのお店に入り、
バイキングでお腹を満たした後は、
好きな本を読みながら、
しばらく時間を過ごすのが好きです。

ところで和多志は、いわゆるHSPです。
しかも、ほとんどめったにバレないタイプです。
High Sensitive Personの頭文字を取ったのがHSPで、
「外界の刺激や体内の刺激にきわめて敏感に反応してしまう気質」です。

つまり、匂いや雰囲気など諸々の刺激に非常に敏感なのです。
だからマ〇クの締め付け感にも非常な苦痛を感じます。

「マ〇クさえできないような人は
基本的な生活や外出ができない障害者じゃないか!」
という書き込みがツイッターにありました。

マ〇クをできない他の方はどうなのか分かりませんが、
和多志に関して言うなら、
ある意味で外出も難しいですし、
基本的な生活に「就労」が入るなら、
会社員になることはまず無理です。
そのぐらい和多志は、色々敏感です。

その場の空気感のようなものを敏感に感じてしまうために
美容室などでも、

「あのスタッフさんとこっちのスタッフさんがギスギスしている!」
「今、お店がピリピリしている」
「壁の向こうでミスが起きたな」
「あ~、このスタッフさん、店長の評価を気にしている」

というのを、敏感に察知してしまいます。
そういう所では、和多志はどれだけ気を遣ってもらっても
ほとんどリラックスできません。

別の言い方をすれば、和多志が本当にリラックスできるお店は
そのお店の人間関係が、すごくうまくいっているところです。

『ここまで色々な事に敏感な和多志でも
ゆっくりリラックスできるお店』

と言えば、どのぐらい素晴らしいお店なのか
想像ができるのではないでしょうか?

何度も見ましたよ。素晴らしい光景を!

例えば、そのお店のマネージャーさんとアルバイトさんが
通路の角で鉢合わせしていました。

目下の人が目上の人に通路を譲るのは当然です。

その時、2人とも通路を譲りました。

しかも店長は、男性のアルバイトさんを先に通して、
すれ違う時に、肩を「ポンポン」と叩いて
「良くやってくれているよ!」と声をかけているようでした。

他のスタッフさん、アルバイトさんを見ても、
店長、マネージャーがいるかどうかにかかわらず、
どの人もリラックスして仕事をしているように見えます。

それが接客の雰囲気や態度に出ています。
お客様に媚びるのでもなく、
丁寧だけどフレンドリーな対応をしてくれます。

通路を歩いているスタッフさんに
「今かかっている曲は分かりますか?
時間がある時に教えてもらえますか?」
と聞いたことがありました。

しばらくしたら、その方が和多志に
「これを知ってるって、年齢が分かってしまうんですが・・・(笑)」
と言いながら、曲名とアーティスト名を教えてくれました。

別の日に、アルバイトのウエイターさんに
こんなお願いをしました。
「和多志、塩コショーのミルを探しています。
東〇ハン〇で相談して、勧めていただいたのを購入しましたが、
ここに置いてあるような切れ味ではなくて・・・。
ここにあるミルのメーカーを教えていただけますか?」

それがマネージャーさんに報告され、
本社に問い合わせて、メーカー名を教えてくださいました。
しかも「1つ2つならお分けできますよ」と言葉を添えて。

まだまだ、そのお店の素晴らしいエピソードは続きます。

2020年初頭から、和多志を悩ませたのはマ〇クでした。

世間にマ〇ク警察がはびこり、
法律でもない事を強要し、
それが正義といわんばかりに私刑がはびこる中、

そのお店の対応は、実に理にかなっていました。

入店の際の手指の消毒と検温、
バイキングでお料理を取る際のマ〇クと手袋、
が、新型コ〇ナについての情報が不足していた
2020年初頭は必須でした。

基本的に、和多志は数分以内のマ〇クであれば許容できますし、
新型コ〇ナにセンシティブになっている人がいる、
というのも知っています。

なので、その程度であれば、和多志も協力できます。

そして、2023年1月、和多志は個人的に用事があり、
その日は体調も良かったので、
直家さんも和多志一人での外出を了解しました。
(基本的に和多志一人の外出は、体調の理由からありえません。)
用事まで90分の空き時間があり、お腹も空いていたので
久々に一人でそのお店に立ち寄りました。

新型コ〇ナ関連の案内は一切ありませんでした。

マ〇ク、アルコール消毒、
バイキングのお料理を取る際の手袋などについて
一切の説明が無かったのです!

もちろん、消毒液や検温の機械、ビニール手袋は
お店の中に数か所ありましたが・・・。

和多志は、ウエイターの方が説明を忘れたのだと思いました。

ところが、他のウエイターさんも
お隣の席にお客様を案内する時に
同じような対応をしています。

お店にはその時、約120名ぐらいのお客様がいたと思います。

どのお客様も、他のお客様と気持ちよく共存しています。

考え方の違う方もいるでしょう。

でも、誰もが「和多志はこうする」というだけで
「他の人もこうすべき」という空気は全くありません。

だから、マ〇クをしている人、していない人、
それぞれが気持ちよく共存しています。

考えや行動様式が違えど、
それぞれがそれぞれに自分のスタイルを守りながら
気持ちよく共存できる場所。

お店のスタッフさんとお客さんが
互いに敬意をもって接することができる場所。

そして時々、明らかに世間で言う「成功者」が来ていて
「和多志も、もっと世界のために活躍したい」
という気持ちになる場所。

出てくるお料理は洋食ですが、メンタリティは「日本」そのもの。
今の時代、本当に貴重なお店です。

※和多志は、紹介したお店との利害関係は一切ありませんし、
お店の店長さんやスタッフさんと個人的な知り合いではありません。

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