船内読書 2024年10月6日、朝
↑
読みました。
初めて知ることも多くありました。
和多志の速読法は、論文や評論などを読む時は適していますが、
小説や心が動く内容を読むのには、あまり適していません。
上記の本はとにかく心が動きました。
速読を忘れても、一旦、心で受け止めたい本でした。
初めて知った話も多くありました。
例を挙げると、西郷隆盛が奄美圧政に一役買っていたということ。
また奄美の学校で、奄美の方言を使うことを禁じられていたということ。
それによって、奄美出身と言う誇りが削がれていったのではないか、
と言う考察。
同じ日本人として、心が痛みます。
そして、きっとさらに心が痛むであろう本があります。
それが↓
これから読む本です。
和多志、思うんですよ。
時々、国籍は日本と思われる政治家や、
国際的に影響力があるであろうお方が
「人××し政策」
をやる時がありますよね。
2020年のアメリカの大きな選挙後に、
和多志もかなりそういうニュースには慣れました。
自分の中で、「そういう人と和多志は関係ないから」という
まるで違う星、違う惑星で起こっている現実を見るような、
そういう気持でニュースを見る癖が付いてきました。
しかし上記の本は、きっと違うのでしょう。
ものすごい「ヒト怖」なことが書いてあるのでしょう。
そして、その舞台たる奄美は和多志の知っている人の故郷でもあるのです。
これも何かの縁。
読んでみます。
実はこの本たちは、沖縄に向かう船の売店で購入しました。
前回、沖縄に行った時の船は違う会社のもので、
その売店に置かれていた本は
「沖縄と近隣の島々」を知ってほしい、
との趣旨と思われる本のラインナップでした。
今回の船の売店に置かれている本は
「奄美」に関する本がメインです。
先ほど読み終えた本も、
進むにせよ戻るにせよ、どうしようもない現状の奄美について
「知ってほしい」
という魂の叫びを聞いた想いです。
「助け」と言っても、それが仇になるかもしれない現状の中、
ただ「知ってほしい」のだと感じます。
沖縄県と共通する問題もあれば、
奄美個別の問題もあるでしょう。
それでは読書に戻ります。
※前回も今回も、出発地(始発港)で出港後、
売店が開いてすぐにチェックしています。
つまり出発地(始発港)で積み込まれた状態の売店をチェックているので、
誰かが大量に購入したから結果的に残っている本のラインナップが変わったわけではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?