直家さんの苦手なこと お遣い&嫁の前頭野
ある意味、誰もがそうであり、当然と言えば当然なのだが、
直家さんも発達凹凸がある。
別の言い方をすると、特殊能力がある。
特殊能力についての具体的なことは、
オフ会等で和多志を見つけて、直接ご質問ください。
直家さんの特徴としては、得意なことは徹底して得意で、
資料も一度読むと、隅から隅まで頭に入るのだが、
興味が無いことや、自分が重要と思わないことは
まったく頭に入ってこないのだ。
昨日、嫁は「食器洗い用のせっけんを買ってきて」と
直家さんに頼んだ。
「食器洗い用のせっけんよ。」と何度も念押しして、
実際に家にある最後の一袋を見せて
「わかった?」と聞いた。
直家さんは元気に「うん、わかった!!」と答えた。
和多志が買ってきてほしかったのはこれ↓。
直家さんが購入してくれたのは下記の2種類。
しかも直家さんは開口一番、
「結構高かったよ~。当たってた!?」
嫁は絶句しながら
「ハズレ!!」
直家さんは、
「無添加のおんなじマークついてるじゃん!」
と言うので
「お願いしたのは食器洗いのせっけん。
これはボディ用と洗濯用のせっけん!」と嫁。
ちょっと悲しそうな顔をした直家さんだった。
本人は全く悪気がないどころか、
嫁の役に立ちたいから引き受けたお遣い。
ところが、お店に行ってみたら、
どれを買ってよいのかわからなくなったんだろうな。。。
しかも、どの棚にあるかも知らなかったと本人が言っていたから、
頭に残っていたメーカーのマークを探して回って
やっと見つけたのを買ってきてくれたんだろうな。。。
結局、購入してもらったせっけんは
自宅で有効利用させてもらうのだが、
直家さんと一緒にいるとこういうことがよくある。
直家さんはある意味、細かいことは気にしない性格。
別の言い方をすれば、仕事にかかわらないことは
まったく頭に入らない性格。
直家さんの特殊能力を可能にしている脳の領域が、
通常の生活のために使う脳の領域を喰っているんだろう、
と簡単に想像がつく。
これは和多志が少しだけ脳について学んだことがあったから
冷静に判断できる話。
もしもこの知識がなかったら、
直家さんをどのように評価しただろうか?
きっと、普段の生活に支障が出ると困ると思って、
お遣いが苦手、という部分を矯正しようとしたはず。
一見すると、それは本人にとって良いことのようだけど、
実は特殊能力を支える脳の領域を、他のことに使わせるということ。
つまり、特殊能力が削がれるということ。
無くて七癖、ということわざがあるけど、
特殊能力がある人は、「無くて百癖」と感じる。
「特殊能力は、脳の一般的な生活を支える部分を喰うことで成り立つ」
という知識がない人は、
「馬鹿と天才は紙一重」
と表現したのだろう。
直家さんのすべて、特殊能力も優しい人柄も、
一般的な生活で細かい失敗をやらかすことも
全部丸ごと愛している。
そして、一般的な生活でやらかす細かい失敗を
どれだけ笑ってやり過ごし、
「この次はこうしてね」と穏やかに笑顔で言えるか。
実はこれが、課題だったりする。
なぜなら、急なスケジュール変更、状況変更に
臨機応変に対応するのは、脳の前頭野をすごく使うのだ。
当然ながら、その分の前頭野の余裕は少なくなるから、
側頭葉が優位になりがちになる。
つまり、ちょっと怒りっぽくなったりする。
良かれ、と思ってお遣いを引き受けてくれて、
結局怒られてしまっては、
直家さんも気持ちが萎えてしまう。
とはいえ、プロの幼稚園の保育士さんでさえ、
他人の子供には冷静に対応できても、
自分の子供はつい怒鳴りつけてしまう、
と聞いたことがある。
直家さんはYouTuberだ。
これは正直言って、メンタル商売。
和多志もこうして文章を書いている。
これまたメンタル商売。
自分自身を鍛えること、
具体的には起こってくることに臨機応変に対応することが、
家庭を円満にして、
仕事の能力を高めることでもある。
きちんと前頭野を鍛えている人は、
臨機応変に対応できるし、
いちいちカチンときったりはしない。
その結果、いつも笑顔でいられる。
これは、直家さんが和多志に望む唯一のこと。
そうありたい、と和多志も願っている。努めている。
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