見出し画像

文句は行動してから

来年度から愛玩動物看護師が誕生する。
ペットの家族化と共に、関わり方が変わってきた情勢もあるだろう。
高い志をもった人が集まれば、その分救われる命が多くなる。

高度医療を提供している獣医師は、この国家資格化に対し好意的なのだが
そう捉えない獣医師もいる。
直接インタビューをしていないので、推測ではあるが
国家資格を持つとそれに見合った給与が求められる。
その先生は従業員の昇給をしたくないのだ。
ただ便利なお手伝いさんであってほしい。
自分の手が空くはずなのに、なぜか望まないのだ。
業界の繁栄は求めていないのだろう。
実際のところ、地方などでは人は集まりにくいし、給与も多くないのは確か。
昇給をしたならば顧客に価格添加すればよい。
その価値が愛玩動物看護師にはあるはず。
それができないのであれば、もう仕方ない。

『院長がワンマンすぎてツラい』

こんな相談をよくされる。
パワハラに我慢しつつ、友達や同僚に愚痴を漏らす。
限界がきて退職しても、スタッフは補充され被害者は繰り返される。
いい加減、このサイクルを断ち切りませんか?
待遇が悪くても経営者に不満を言わない従業員ほど都合のいい人はいない
人が来なければ、給与水準をあげたり職場環境が改善されたり
人が来る努力はするだろう。
待遇が良くなっても本質的なパワハラや人間性は変わらないので
ぜひそのような病院は朽ちていただこう。

何年か前に、
『役職もついて勤務年数11年で手取り14万、日本終わってる』
という趣旨のツイートに対し
『お前が終わってんだよ』と、
とある方がツイートしていたが、その通りであると思う。
自分の価値がそれ以上と思うのであれば、転職すべきだし何かしらの行動を起こすべき。
だからこそ自分の市場価値を知る必要があり、高める必要があるのだ。

上記のサイクルを断ち切れば、優秀な人材の取り合いになるだろう。
その時に自分が希望する場所に所属できないこともあるだろう。
だからと言って、待遇の悪い職場に勤めることはぜひやめていただきたい。
自分の価値感にあった場所にたどり着くまでは働かなくてもよい社会が必要。
それがベーシックインカムなり、セーフティネットの充実である。

成果を上げているが正当に評価される社会であってほしい。
実力に合った評価をしてくれる場所はある。
文句を言わず、過ごすのではなく行動しよう。
そのお手伝いが必要なのであれば、ぜひ頼ってほしい。

会社に依存しすぎてはいけない。
個人が強くなること!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?