入院生活日記番外編 最初の試練。それは…


怪我についてのここまでの記事です。

怪我の治療について続きを書く前に、手術前日の一悶着、めちゃくちゃ苦しんだ事について、お話致します。

汚い話が出てくるので、食事中の方や読みたくない方はここで消してください(_ _).笑




前回の記事にも書きましたが、落車事故から8日後、自分の住む地域の1番大きな病院に転院する事となり、手術する事が決まりましたが、手術前日にまず、最初の試練が訪れました。それは…




排便 です。

手術する為には、大きい方をする必要があると言う事で、夜に下剤を飲まされました。
寝る前の下剤は腹痛で起きる予感しかしなかったので、恐怖しかありませんでした(^_^;)

この10日間、2度しか大きい方をしていませんでした。
しかも、ほぼ出ていなかったんです。
出ていなかったと言うより出せなかったと言うのが正しいかもしれません…
それもそのはず。
ベッドの上で、脚を伸ばし寝た状態で、しかもオムツの中にする状態です。
数日前まで普通にトイレでしていたのだから、した事もないのにいきなり出来るはずもなかったんです。
後々わかりましたがコツがいります笑


食事をほとんど食べれておらず、出す物すらないのか?とか思ったり、そもそもそれどころでは無いのが1番で、排便していない事に関して、気にも止めていませんでした。

案の定、朝は腹痛で目覚め、大をしたくなりました。が、でない。。。

座薬を投入され、ここからが地獄のはじまり。
全然でず、お腹がめちゃくちゃ痛い!

浣腸もされ、お腹の痛みはピークに達し、我慢して我慢してオムツに放ったがやはり出てくれず。
ここら辺で精神的にも肉体的にも本気で色々と辛く、看護師さんに助けを求める。。。

そして
摘便(やり方は割愛、、、)
をしてもらう事になり、もう色々と恥ずかしいとか何も関係ない状態になり、只々必死に戦いました。
朝6時くらいから格闘の末、12時前には全て出す事ができた。なかなか長い戦いで疲労困憊になりました。

メニューを指定強度以上で全ての本数クリアできた並、いや、それ以上の清々しい気持ちになりました。
出しきったあとはグッタリしてしまい、数時間そのまま寝てしまいました。


人間は排泄する場所によっては抵抗を感じる生き物。
トイレ以外では大抵できないです(そもそもするべきでは無い…)。

自転車選手がレース中に、走りながら排尿する事があるのはメディアでも取り上げられたりもしていたが、皆んなが皆んな出来る訳では無い。。。(走りながら何も出ず、出したものを引っ込め、結局止まってする事になった選手を見たことがある^^;)

この日を境に、ベッドでトイレができるようになりました。
人間、順応していく生き物なんだなあとつくづく感じました。
車椅子で移動してトイレに行く許可がでる直前には何の苦もなくベッドで全てのことができるようになっていました。


この日の日記に書いた事を抜粋
気持ち的に病んでいたので今見ると恥ずかしい事書いてますが、そうだな。と改めて読んで感じました。

『人間て高望みする。 
この排便地獄も死んでたら味わえなかった。
痛みも苦しみも全て。
今死なずに生きている事に感謝。
死にたくない。死ななくて良かった。
だから全ての事に感謝していこう。
生きているだけで幸せと思えば全てが奇跡なんだと思えてくる。
全てに感謝し親に嫁にチームに沢山僕にしか出来ない事返していこうと思う。
まだまだできるのは先だけど。
まずは明日の手術どうか全てうまくいきますように』

お読み頂きありがとうございました。

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